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2017/03/31マーケット: ポンド高い、「為替操作を処罰」報道にゆれる

「ユーロ軟調」

30日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドル相場の振れ幅がやや大きめでした。

アメリカのトランプ政権が「為替操作国を処罰する」方法を検討しているとCNBCが報じたことが材料視されました。トランプ政権がどのように実行するかについては触れていません。TD証券のストラテジストは、「トランプ政権が米ドル相場を望む方向に誘導しようとしている。口先介入の一環ではないか」とロイターにコメントしました。米ドル買いが先行、CNBCの報道直後に米ドルが上げ幅を消す局面がありました。

米ドルは対円で上昇しました。米2年債は小動きでしたが、米10年債の利回りが上昇しました。

ユーロは続落。対米ドル、対円で売られました。前日のロイターの報道やECB幹部の発言を受け、ECBによる金融引き締め観測が後退、相場に影響しています。ドイツの消費者物価指数が予想を下回りました。

英ポンドは大幅高でした。イギリスのEU離脱担当相は、EUへの拠出金として500億英ポンドの支払いが求められるとの報道について、支払いの義務はないと否定しました。

モルガン・スタンレーが英ポンド買いを顧客に推奨、ブラックロックも依然として英ポンドに強気だとブルームバーグが伝えました。

南アフリカランドの対円相場は軟調でした。南アフリカの中央銀行が、政策金利であるレポレートを7%に据え置きました。トルコリラは対円で高く取引されました。

原油価格が続伸。原油に敏感なカナダドルは対円で上昇しました。

豪ドルとNZドルは対米ドルで軟調、対円では堅調でした。

「米株上昇、原油50ドル台」

30日のヨーロッパの株式相場は全体的に上昇。ロンドンは小幅安でした。ブレグジット(イギリスのEU離脱)をめぐる観測が相場に影響しました。

ニューヨーク株式相場は上昇しました。アメリカの去年第4四半期のGDP確報値が小幅上方修正されたことを好感しました。銀行株が堅調でした。

ニューヨーク原油相場は続伸。終値は1.7%高の50米ドル35セントでした。

金相場は0.7%安でした。

NY時間30日午後4時、東京31日午前5時時点の状況です。

[March 30, 2017]  No 031843621

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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