2分でわかるアメリカ

2017/03/24マーケット: 米ドルに弱気な見方、豪ドル安い

「ランド続伸」

23日の欧米の外国為替マーケットはまちまちの動き。アメリカの下院での医療保険制度改革の改廃をめぐる投票を控え、様子見ムードが広がりました。

米ドルは対円で小幅安。米国債の利回りが小幅ながら上昇に転じましたが、米ドル買いにはつながりませんでした。110円後半で推移しました。

ユーロは対米ドルで小幅反落。対円で下落しました。

英ポンドは高く推移しました。イギリスの2月の小売売上高が予想より強かったことを好感しました。ただ、メイ首相が来週29日にEU離脱を正式通告するのを控え、英ポンドに慎重な見方が少なくありません。ロイターによりますと、ドイツ銀行のアナリストは、離脱に関する交渉が難航した場合、英ポンドの対米ドル相場が1.06米ドルまで下落すると予想しました。現在は1.25米ドル前後で取引されています。

UBSウェルスマネージメントは対ユーロでの米ドル売りを推奨、JPモルガン・チェースは米ドルのロング(買い)ポジションを短期的に減らすようアドバイスしているとブルームバーグが伝えました。

トルコリラは対米ドルで小幅安。対円で続落しました。

南アフリカランドは続伸しました。前日に発表された経常赤字が予想以上に縮小したことが引き続き材料になりました。

カナダドルの対円相場は安く取引されました。

豪ドルは続落しました。主力輸出品の鉄鉱石の価格が下落したことが影響。中国経済に対する懸念も豪ドルの重石となりました。

NZドルは対米ドルで小幅安。対円で下落しました。

「米株小幅安」

23日のヨーロッパの株式相場は上昇しました。フランクフルトは1.14%高と大幅に上昇しました。

ニューヨーク株式相場は小幅安。下院での医療保険制度をめぐる投票を控え、積極的な取引が控えられました。議会での採決が23日夕方に予定されていましたが、調整が難航し時間を遅らせることになりました。終盤に速報が流れ、心理が悪化しました。

ニューヨーク原油相場は続落。終値は0.71%安の47米ドル70セント。金相場は反落、1247米ドルで取引を終えました。

NY時間23日午後4時、東京24日午前5時時点の状況です。

[March 23, 2017]  No 031843616

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

NOTE

このレポートは、Market Editors が信頼に値すると判断した情報を基に作成されています。あくまでも情報提供が目的であり、その結果について責任を負うものではありません。投資に関しましては、投資家ご自身の判断に基づき決定してください。無断転載や引用を禁じます。

Market Editors
【データ提供】

PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

バックナンバー

「日刊2分でわかるアメリカ(2分でアメリカを見る)」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ