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2017/03/09マーケット: 高金利通貨軟調、トルコリラ売り

「米ドル高い」

8日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが幅広く買われました。

ADPの全米雇用報告が予想を大幅に上回り、米2年債と米10年債の利回りがそれぞれ大幅に上昇したことが米ドル相場を押し上げました。

米ドルは対円で一時114円後半まで上昇しました。

ユーロは対米ドルで下落、対円では小幅高でした。ECBが本日9日、金融政策を決める理事会を開きます。

英ポンドの対円相場はほぼ横ばいでした。イギリスのハモンド財務相が予算案を発表しましたが、新味に欠ける内容でした。

トルコリラは対米ドルで大幅安、対円でも安く取引されました。トルコの中央銀行のチェティンカヤ総裁が「必要なら追加的に引き締める」と発言しましたが、政策金利の引き上げに直接触れなかったことで失望が広がりました。1週間後の金融政策委員会を前に「利上げの強いシグナル」が期待されていました。大統領に権限を集中させるための憲法改正の是非をめぐる国民投票を来月16日に控え、「利上げが難しい」との指摘があります。

アメリカの金利先高感を背景に、高金利通貨が軟調でした。南アフリカランドは対米ドル、対円で下落しました。

豪ドルとNZドルはそれぞれ安く取引されました。米ドルのキャリートレードが巻き戻るとの思惑が背景です。

原油価格が急落。原油に敏感なカナダドルが対円で下落。85円を割りました。

「ダウ3日続落、原油急落」

8日のヨーロッパの株式相場はまちまち。狭いレンジで推移しました。

ニューヨーク株式相場は続落しました。エネルギー株の下げが目立ちました。ダウは3日連続で下落。ナスダックは小幅ながら上昇しました。

ニューヨーク原油相場は急落。アメリカの原油在庫が9週連続で増えたことが影響しました。5%超下げ、50米ドル28セントで取引を終えました。

金相場は0.55%安の1209米ドルでした。

NY時間08日午後4時、東京09日午前6時時点の状況です。

[March 08, 2017]  No 031843605

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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