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2017/03/02マーケット: 大きく動く、米ドル基調に変化

「円全面安」

1日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが幅広く買われました。円は全面安でした。

FRBの政策決定の常任メンバーであるニューヨーク連銀のウィリアム・ダドリー総裁が早期利上げを強く示唆したことで、3月利上げ観測が一気に広がりました。トランプ大統領の前向きな議会演説も加わり、米ドル高が進みました。

米ドルの対円相場は一時114円ちょうどまで上昇しました。米2年債の利回りが上昇、米10年債利回りが大幅に上昇したことが米ドル買いを誘いました。ニューヨーク株式相場の大幅上昇も米ドルを支えました。

ベージュブックと呼ばれるFRBの地区連銀経済報告は、全体的に楽観的な景気認識を示しましたが、前回の報告と比べてやや控えめの評価でした。これを受け、米ドルが上げ幅を縮めました。

英ポンドは対米ドルで約6週間ぶりの安値をつけました。イギリスの2月の製造業の購買担当者景気指数(PMI)が予想を下回ったことが影響しました。英ポンドは対円では小幅高でした。

ユーロは対米ドルで小幅安。対円では上昇しました。

メキシコペソは個別に堅調でしたが、全体的に新興国通貨は対米ドルで軟調でした。トルコリラは対米ドルで下落、クロス取引の対円は高く取引されました。

南アフリカランドも対円で上昇しました。

カナダドルの対円相場は85円台前半で取引されました。

豪ドルは対米ドルで上昇、対円では大幅高。NZドルは対米ドルで下落、対円ではほぼ横ばいでした。

「ダウ2万1000台」

1日のヨーロッパの株式相場は大幅高でした。トランプ大統領の議会演説を好感しました。

ニューヨーク株式相場も大幅高。幅広い業種、銘柄が買われました。2017年で最も強い相場展開でした。ダウ、S&P500、ナスダックがいずれも最高値を更新しました。

ニューヨーク原油相場は0.33%安の53米ドル83セント。金相場は0.31%安の1250米ドルでした。

NY時間01日午後4時、東京02日午前6時時点の状況です。

[March 01, 2017]  No 031843600

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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