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2017/02/17マーケット: 米ドル安円高、トルコリラ軟調

「豪ドル軟調」

16日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが売られました。

トランプ大統領の政策が不透明なことが影響しました。大統領は16日の会見で、医療保険改革法の代替案を3月に公表する見込みであること、税制の改革案を準備中であること、来週中に移民に関する新たな大統領令を出す方針を明らかにしましたが、具体的な中身についての言及はありませんでした。また、ロシアとの「特殊な関係」を否定しました。

米ドルは対円で下落しました。FRBの利上げ時期が不透明なことが影響し、米国債利回りが大幅に低下したことが米ドル売りを誘いました。

BKアセットマネージメントのストラテジストは、FRBの利上げペースをめぐる不透明感を背景に、米ドルの対円相場が112円50銭まで下がる可能性があるとコメントしました。

ユーロは対米ドルで上昇、対円では小幅安でした。

英ポンドの対円相場は141円台に値を下げました。イギリスのメイ首相は、3月9日と10日に開かれるEU首脳会議で離脱を通告する見通しだと伝えられました。

南アフリカランドは対円で反落しました。

トルコリラは対米ドルでやや軟調。対円で下落しました。新たな材料はありませんでしたが、利益確定の動きが影響した可能性があります。このところトルコリラが堅調に推移していますが、トルコ経済は依然としてぜい弱です。治安懸念、政治リスクへの懸念も根強く、外国人投資家がトルコリラの取引を控えていると指摘されています。

カナダドルの対円相場は安く取引されました。

豪ドルは対米ドル、対円で軟調でした。オーストラリアの雇用統計は強弱が入り混じる内容でした。

NZドルは対米ドルで横ばい、対円では下落しました。

「米株まちまち」

16日のヨーロッパの株式相場は下落しました。弱い決算が増えた影響です。

ニューヨークの株式相場はまちまちでした。エネルギー株が大幅下落し、相場全体の上値を抑えました。方向感に欠ける展開でした。ダウは小幅ながら上昇し最高値更新、S&Pとナスダックは小幅安でした。

ニューヨーク原油相場は25セント高の53米ドル36セント。金相場は0.69%高の1241米ドルでした。

NY時間16日午後4時、東京17日午前6時時点の状況です。

 [February 16, 2017]  No 031843592

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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