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2017/02/14マーケット: 米ドル堅調、トルコリラ高い

「ポンド高」

13日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが堅調でした。

先週末の安倍首相との会談に続き、カナダのトルドー首相と13日に会談したアメリカのトランプ大統領が柔軟な外交姿勢を見せたことで安心感が広がりました。会談後の記者会見の関心は安全保障に集中、為替政策や「国境税」などで目立った発言がありませんでした。従来からの同盟関係を維持、強化すると両首脳が強調しました。トランプ大統領が先週言及した「減税」への期待も米ドル買いにつながりました。

米ドルは対円で上昇。一時114円台に乗せましたが、上げ幅を縮めました。114円の節目が重いとの指摘があります。米国債利回りが上昇、米ドル買いを誘いました。

BKアセットマネージメントのストラテジストは、14日に予定されているFRBのイエレン議長の議会証言が米ドル/円に影響しそうだとコメントしました。イエレン議長が楽観的な見通しを示した場合、115円台への上昇も考えられるとしています。

ユーロは対米ドルで下落。対円ではほぼ横ばいでした。IMFのラガルド専務理事は、意見が対立している債務問題についてギリシャを特別扱いしないとの強い姿勢を示しました。

英ポンドは堅調。対円では142円台で取引されました。

トルコリラは対米ドルで上昇しました。クロス取引の対円相場も上昇しました。EUは、2017年のトルコの経済成長率が2.8%、来年は3.2%になるとの見通しを報告書で示しました。従来の見通しを小幅下方修正しました。報告書は、今年後半に政治の不透明感が晴れれば、トルコ経済が持ち直すとの見通しを示しました。大統領の権限を強化する憲法改正の是非を問う4月16日の国民投票後に国内需要が回復するとの見方です。

南アフリカランドの対円相場は小幅高でした。

カナダドルは対米ドルで軟調、対円では堅調でした。米加首脳会談の影響は限定的でした。

豪ドルとNZドルは対米ドルで下落、対円ではほぼ横ばいでした。

「米株、連日の最高値」

13日のヨーロッパの株式相場は続伸しました。

ニューヨーク株式相場も続伸。主要な株価指標がいずれも最高値を更新しました。連日の最高値。「トランプ減税」への期待感を背景に、幅広いセクター、小型株から大型株まで幅広い銘柄が買われました。アップルが最高値をつけました。

ニューヨーク原油相場は1.73%安の52米ドル93セント。金相場は0.82%安の1225米ドルでした。

NY時間13日午後4時、東京14日午前6時時点の状況です。

 [February 13, 2017]  No 031843589

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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