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2017/01/31マーケット: 逃避の円買い、トルコリラは反発

「ユーロ軟調」

30日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが対円で大幅に下落しました。

アメリカのトランプ大統領の移民政策をめぐる混乱が嫌気されました。通商相手国との関係悪化に対する懸念も広がり、米ドルを売って安全とされる円を買う動きが加速しました。

米ドルは対円で113円台に下落しました。米国債は小動きでしたが、ニューヨーク株式相場の下落も米ドル売りを誘いました。

ユーロは対米ドルで横ばい、対円では大幅安でした。

ポンドも同様。対円では一時141円台に下落しました。

南アフリカランドは大幅安でした。南アフリカのズマ大統領が対立する複数の閣僚を解任するとの噂が流れました。また、S&Pが南アフリカの財政政策が不十分とコメント、南アフリカで格付け会社に対する批判が広がりました。

トルコリラは対米ドルで大幅高。クロス取引の対円でも高く取引されました。フィッチが先週金曜日にトルコ債を格下げしましたが、予想通りとの見方が広がりました。エルドアン大統領の側近が、格下げを政治的だと批判、中央銀行に為替市場に介入するよう求めました

原油価格が下落。加ドルは対円では軟調に推移しました。

NZドルは対米ドルで小幅高、対円では売られました。

豪ドルは対米ドルでほぼ横ばい。対円では安く取引されました。

「米株大幅安」

30日のヨーロッパ株式相場は大幅安。アメリカのトランプ大統領の移民政策をめぐる混乱を懸念した売りが増えました。

ニューヨーク株式相場も大幅安。保護主義に傾くトランプ大統領への懸念が広がりました。エネルギー株の下げが目立ちました。ダウは20000ドルを割りました。

ニューヨーク原油相場は1.02%安の52.63ドル。金相場は0.41%安の1196ドルでした。

NY時間30日午後4時、東京31日午前6時時点の状況です。

[January 30, 2017]  No 031843580

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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