2分でわかるアメリカ

2016/12/29マーケット: 欧州通貨安い、薄商いが振れを大きめに

「米ドル、対円で軟調」

28日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが対円で軟調に推移。ユーロと英ポンドは安く取引されました。

ユーロは対米ドルで下落。対円では121円台後半に値を下げました。イタリアのモンテパスキ銀行への資金注入がまだ不十分との見方が一部で出ています。

英ポンドは対米ドル、対円で安く取引されました。目立った材料はありませんでしたが、ブレグジットをめぐる不透明感への懸念が根強くあります。休暇中の投資家が多く、値動きをやや大きめにしたとの指摘がありました。

米ドルは対円で軟調。アメリカの中古住宅販売仮契約指数が予想に反し非常に弱かったことが材料視されました。米国債利回りが低下、米ドル売りを誘いました。

南アフリカランドの対円相場は小幅高。トルコリラは対円で下落しました。

カナダドルの対円相場は小幅安。

豪ドルは小動き。NZドルは対米ドル、対円で堅調でした。

「ダウ下落、FTSE100最高値」

28日のヨーロッパの株式相場はまちまち。薄商いの中、鉱山株が買われ、ロンドンのFTSE100は終値の最高値を更新しました。

ニューヨーク株式相場は下落しました。20000ドルの大台を前にダウの上値の重さが意識されました。幅広いセクターが売られ、ダウは111ドル安の19833ドル。ダウの下げ幅が3桁になったのは大統領選後で2回目です。個別には、身売り準備報道を受けた女性ブランドのケイト・スペードが急上昇しました。

ニューヨーク原油相場は0.30%高の54.06ドル。金相場は0.18%高の1140ドルでした。

NY時間28日午後4時、東京29日午前6時時点の状況です。

[December 28, 2016]  No 031843562

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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