2分でわかるアメリカ

2016/12/23マーケット: クリスマス前相場、豪ドル軟調

「ユーロ堅調」   

22日の欧米の外国為替マーケットは、全体的に小動きでした。クリスマスを控え休暇中の投資家が多く、薄商いでした。

米ドルは対円でほぼ横ばい。アメリカの第3四半期(7-9月)のGDP確報値が3.5%増に上方修正されたことを受け、米ドルが買われる局面もありましたが、利益確定の売りに押されました。11月の個人消費支出と景気先行指数はそれぞれ予想に届きませんでした。米国債利回りは上昇しました。

ユーロは対米ドル、対円で小幅高でした。ECBは、ユーロ圏のインフレ率が年末年始に1%を超えるとの見通しを示しました。
英ポンドは売られました。対円では144円台半ばに下落しました。オプション市場などで、ブレグジット(イギリスのEU離脱)をめぐる悲観論が高まっていることが嫌気されました。

南アフリカランドの対円相場は小動きでした。トルコリラも小動きでした。

原油価格が上昇しましたが、カナダドルの対円相場は軟調でした。対米ドルでチャートの支持線を割って下落したことで、下げが加速しました。

豪ドルは対米ドル、対円で安く取引されました。中国の大気汚染が深刻化していることを背景に鉄鉱石価格が下落した影響を受けました。

NZドルはやや堅調。ニュージーランドの第3四半期のGDPが予想を上回り、ニュージーランド中銀の利下げが終了したとの見方が広がりました。

「米株続落、欧州はまちまち」

22日のヨーロッパの株式相場はまちまち。フランクフルトのDAXは小幅安。ロンドンのFTSEは小幅高でした。薄商いでした。

ニューヨーク株式相場は小幅続落。節目の20000ドルに迫ったダウの上値の重さが意識されました。売買は低調、レンジ相場でした。

ニューヨーク原油相場は上昇。終値は0.88%高の52米ドル95セント。金相場は0.22%安の1130米ドルでした。

NY時間22日午後4時、東京23日午前6時時点の状況です。

 [December 22, 2016]  No 031843559

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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