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2016/12/14マーケット: 株は歴史的節目へ、米ドルは動くか

「様子見」 

13日の欧米の外国為替マーケットでは、FRBが金融政策を決める会合の結論を明日に控え様子見ムードが広がりました。小動きでした。

米ドルは対円で堅調。米国債利回りが小幅上昇しました。米ドルの上げ幅は限定的でした。

ユーロは対米ドルで小幅反落。対円ではほぼ横ばいでした。

英ポンドは小動き。イギリスの11月の生産者物価指数は予想を小幅に下回りました。

FRBが明日14日(米国時間)、政策金利を0.25%引き上げるとの予想が優勢で、相場にも織り込まれていると指摘されています。注目は、声明とイエレン議長のトーン。慎重な利上げなのか、それとも来年以降の積極的な利上げを示唆するのか。金利先物マーケットは2017年に2度の利上げがあると予想しています。

BKアセットマネジメントのストラテジストは、FOMCの3つのシナリオを解説しました。いずれのシナリオも利上げが前提となっていますが、イエレン議長の発言で方向が分かれます。イエレン議長が今後の方向を全く示さない場合は利益確定で米ドルが売られると予想。来年以降の利上げに慎重姿勢を示した場合は米ドルが急落するだろうとしています。最後に積極的な引き締めを示唆したシナリオでは、米ドルが急上昇すると見ています。

一方、バークレイズは米ドル高基調が来年初め以降に変わると予想しています。ロイターによりますと、バークレイズのアナリストは、FOMC後に利益確定の米ドル売りが増えると見ています。また、米ドルの対円相場が1年以内に100円まで下落すると予想しています。米ドル高予想が多いのですが、逆の見方も少なくありません。

トルコリラは対米ドル、対円で下落しました。政局不安、治安悪化、経済低迷が重石となっています。このところ、トルコ経済の低迷を詳しく報じる欧米メディアが増えています。

南アフリカランドの対円相場はほぼ横ばいでした。

原油価格が小幅高。カナダドルの対円相場は堅調に推移しました。

豪ドルとNZドルは、それぞれ小動きでした。

「ダウ20000ドル目前」

13日のヨーロッパの株式相場は上昇しました。ロンドンのFTSE100の上昇率は1.13%と大幅でした。中国の強めの経済指標を好感しました。フランスのビベンディが買収する方向だと報じられたイタリアのメディアセットが30%超も上昇しました。

ニューヨークの株式相場は続伸。ダウは大きな節目の20000ドルにさらに近づきました。あと88.79ドル。ダウ、S&P500、ナスダックの主要株価指数はいずれも最高値を更新しました。ただ、小型株の指数であるラッセル2000は横ばいでした。

ニューヨーク原油相場は0.28%高の52.98米ドル。金相場は1159米ドルでした。

NY時間13日午後4時、東京14日午前6時時点の状況です。

 [December 13, 2016]  No 031843552

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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