2分でわかるアメリカ

2016/12/07マーケット: ユーロ軟調、トルコリラ高い

「ドル円小幅高」

ドル円=114.05円、ユーロドル=1.0716ドル、ポンド円=144.50円、
トルコリラ円=33.06円、豪ドルドル=0.7457ドル、NZドル/ドル=0.7111ドル

6日の欧米の外国為替マーケットでは、ユーロが軟調でした。

イタリアの国民投票が予想通りだったことで前日のユーロは高く取引されました。しかし、この日は対米ドル、対円で下落しました。ECB理事会を控えトレーダーが神経質になっているとの指摘があります。

ポンドは対円で軟調でした。

米ドルは対円で小幅高。狭いレンジで推移しました。米10年債利回りは小幅ながら低下しました。

トルコリラは対米ドル、対円で大幅高でした。エルドアン大統領が国民に対し保有する外貨をトルコリラに両替することを勧めています。その効果は限定的とみられていますが、トルコ中銀が追加利上げを含め行動を起こすのではないかとの観測が一部で広がりました。

南アフリカランドの対円相場は小幅高でした。

カナダドルの対円相場はほぼ横ばい。カナダ中銀が明日(日本時間7日24時)、金融政策を決める会合を開きます。加ドル相場に影響しそうです。

豪ドルは安く取引されました。RBA(オーストラリア中銀)が政策金利を据え置きましたが、声明で慎重な見方を示しました。

ニュージーランドのGDTが主催した乳製品のオークションは堅調。GDT価格指数が3.5%上昇しました。ただ、NZドルは軟調でした。

「ダウ、連日の最高値」

英FTSE 6779p(+33p) 独DAX 10775p(+90p) 仏CAC 4631p(+57p)

6日のヨーロッパの株式相場は続伸。ECB理事会を控え、後半に様子見ムードが広がりました。

米ダウ 19251ドル(+35ドル) S&P500 2212p(+7p) ナスダック 5333p(+24p)

ニューヨーク株式相場は小幅高でした。通信株が大幅高でした。トランプ次期大統領の攻撃を受けたボーイングは小幅安。ダウは前日に続き最高値を更新しました。

取引終盤、トランプ氏がソフトバンクの孫正義社長と会談したと伝えられました。会談後に孫氏は、アメリカのベンチャー企業に500億ドル(約5兆7000億円)投資し、5万人を雇用することで合意したと述べました。

ニューヨーク原油相場の終値は1.66%安の50.93ドル。金相場は0.54%安の1170ドルでした。

NY時間06日午後4時、東京07日午前6時の数字を表示しています。

 [December 06, 2016]  No 031843547

※当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。

※当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

NOTE

このレポートは、Market Editors が信頼に値すると判断した情報を基に作成されています。あくまでも情報提供が目的であり、その結果について責任を負うものではありません。投資に関しましては、投資家ご自身の判断に基づき決定してください。無断転載や引用を禁じます。

Market Editors
【データ提供】

PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

バックナンバー

  • 2018.12.15 更新マーケット: 来週の米ドル/円、下振れするか「リスク回避で円高」14日の欧米の外国為替マーケットでは、円が幅広く買われました。中国経済の減速を示す経済データが相次いで発表され、ユーロ圏の製造業と非製造業の…
  • 2018.12.14 更新マーケット: ユーロとトルコリラ小動き、ポンド続伸「資源国通貨が堅調」13日の欧米の外国為替マーケットでは、4つの中央銀行の金融政策を決める会合が注目されました。ECB、スイス中銀、ノルウェー中銀、トルコ中銀は…
  • 2018.12.13 更新マーケット: ポンド大きく戻す、ユーロ高い「ランド堅調」12日の欧米の外国為替マーケットでは、英ポンドを買い戻す動きが目立ちました。イギリスの与党・保守党の離脱強硬派として知られるユーロピアン・リサーチ…
  • 2018.12.12 更新マーケット: ポンド続落、トルコリラ軟調「ユーロ下落」11日の欧米の外国為替マーケットでは、英ポンドが続落しました。イギリスの与党・保守党の議員らが、メイ党首(首相)の不信任投票の発動に十分な48通の…
  • 2018.12.11 更新マーケット: ポンド急落、米ドル堅調「カナダドル下落」10日の欧米の外国為替マーケットでは、英ポンドが目立って下落しました。EUと合意した離脱協定案のイギリス議会の採決が延期されたことが大きく影響…

「日刊2分でわかるアメリカ(2分でアメリカを見る)」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ