2分でわかるアメリカ

2016/11/08マーケット: ドル全面高、円全面安

「南アランド高い」

ドル円=104.47円、 ユーロドル=1.1042ドル、 ポンド円=129.58円、
トルコリラ円=32.92円、豪ドルドル=0.7716ドル、NZドルドル=0.7328ドル

7日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが全面高となる一方、円とスイスフランが幅広く売られました。

メール問題をめぐるFBIの再捜査が終了、民主党候補のヒラリー・クリントン氏が明日の選挙で勝利する確率が上がったとの見方が広がりました。「トランプ・リスク」で売り込まれていた米ドルが買い戻されたアジア市場の流れを引き継ぎました。

投資家の心理を象徴するのがメキシコペソです。FBIの再捜査が表面化した10月28日以降に売り込まれていましたが、この日は2%超も大幅反発しました。

米ドルは104円台半ばに上昇しました。株式相場が大幅反発、米国債の利回りが上昇したことも米ドル買いにつながりました。チャート上の節目が104.50円近辺にあり、それを超えて米ドル高が進むかが注目されています。

ユーロは対米ドルで下落、対円では上昇しました。

ポンドの対円相場は一時130円台まで買われました。

トルコリラは、国内の混乱を受け対米ドルで続落、過去最安値を更新しました。クロス取引の対円相場は堅調でしたが、上値は限定的でした。

原油をはじめ、コモディティ相場が上昇したことを好感、南アランドは高く取引されました。

豪ドルは対米ドル、対円で上昇。NZドルは対米ドルで小動き、対円で堅調でした。

「欧米株大幅高」

英FTSE 6806p(+113p) 独DAX 10456p(+197p) 仏CAC 4461p(+83p)

7日のヨーロッパの株式相場は大幅に反発しました。クリントン氏のメール問題をめぐるFBIの捜査が終了したことを好感しました。

米ダウ 18260ドル(+371ドル)  S&P500 2131p(+46p) ナスダック 5166p(+119p)

ニューヨーク株式相場も大幅反発。先週末まで約36年ぶりに9日続落したS&P500は前日比2%超上昇しました。ダウとナスダックも2%を越す大幅高。ダウの上げ幅は今年3月以来の大きさでした。幅広い銘柄が買われ、全面高の展開でした。

ニューヨーク原油相場は大幅高。終値は1.86%高の44ドル89セントでした。金相場は急反落。1.92%安の1279ドルで取引を終えました。

NY時間07日 午後4時、東京08日午前6時の数字を表示しています。

 [November 07, 2016]  No 031843528

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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