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2016/11/04マーケット: リスク回避じわり、ポンド大幅高

「ユーロドル堅調」

ドル円=102.97円、 ユーロドル=1.1104ドル、 ポンド円=128.30円、
トルコリラ円=33.07円、豪ドルドル=0.7679ドル、NZドルドル=0.7331ドル

3日の欧米の外国為替マーケットでは、引き続きアメリカの大統領選の不透明感が米ドル相場に影響しました。ポンドは大幅高でした。

3日に公表された大統領選に関する2つの最新の世論調査では、民主党候補のクリントン氏が、僅差ながら共和党候補のトランプ氏に対するリードを維持していることがわかりました。

一方、フォックス・ニュースは、FBIが慈善団体「クリントン財団」の捜査を最優先に考えていと伝えました。FTは10月末、「クリントン財団はスキャンダルの宝庫」だとするコラムを掲載しています。

来週の大統領選でトランプ氏が勝利する可能性があるとの観測が米ドル売り、リスク回避につながっています。

米ドルは対円で102円台後半に下落しました。103円30銭近辺で推移していましたが、終盤にリスク回避ムードがじわり広がりました。米国債は小動きでした。

ユーロの対米ドル相場は、終盤に小幅高に転じました。対円では軟調。

ポンドは対米ドル、対円で大幅高でした。イギリスのEU離脱に関し、ロンドンの高等法院が議会の承認が必要との判断を下したことが大きく影響しました。イングランド銀行は3日の会合で、年内に追加利下げするとしていた従来の方針を撤回しました。これもポンド買いを誘いました。

リスク回避ムードを受け、トルコリラと南アフリカランドが対円で軟調でした。

原油価格が下落。原油に敏感なカナダドルは対円で続落しました。

豪ドルはまちまち。NZドルは堅調に推移しました。

明日発表のアメリカの10月の雇用統計が注目されています。

「欧米株軟調、S&Pは8日続落」

英FTSE 6790p (-54p) 独DAX 10325p (-45p) 仏CAC 4411p (-2p)

3日のヨーロッパの株式相場は続落しました。イギリスの裁判所の判決後、ロンドン株式相場は下げに転じました。クレディスイスが7%安と急落しました。

米ダウ 17930ドル (-28ドル) S&P500 2088p (-9p) ナスダック 5058 (-47p)

ニューヨーク株式相場は小幅安。大統領選の行方を睨んで神経質な展開。テクノロジー株が売られました。恐怖指数であるVIXが上昇、心理が悪化しました。S&P500は8日続落。個別には、広告収入が減少するとの見通しを示したフェイスブックが大幅に下落しました。

ニューヨーク原油相場は節目の45ドルを割りました。終値は1.5%安の44ドル66セントでした。

金相場は利益確定の売りで下落。0.38%安の1303ドルで取引を終えました。

NY時間03日 午後4時、東京04日午前5時の数字を表示しています。

 [November 03, 2016]  No 031843526

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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