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2016/10/28マーケット: ドル円、どこに向かうか

「105円台」

ドル円=105.23円、 ユーロドル=1.0895ドル、 ポンド円=128.03円、
トルコリラ円=33.77円、豪ドルドル=0.7583ドル、NZドルドル=0.7118ドル

27日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが対円で高く取引されました。

アメリカの9月の耐久財受注が弱かったものの、8月の耐久財受注は上方修正されました。9月の中古住宅販売仮契約指数は予想を上回りました。フェドウォッチが示す12月利上げの確率は71%に上昇しました。

米ドルは対円で3カ月ぶりに105円台に上昇しました。日米の金融政策の方向の違いが意識されました。米2年債は小動きでしたが、米10年債利回りが大幅上昇、米ドル買い円売りを誘いました。

スコシアバンクは、テクニカル分析は米ドル円の上昇が続く可能性を示唆しているとした上で、目先は106円、今後2、3週間で108円を超えて米ドル高円安が進むかもしれないとコメントしました。

また、ジェフリーズのストラテジストは、米ドル円は年末に向け108円に向け上昇するとみているとブルームバーグが伝えました。

注目されたイギリスの第3四半期のGDPは予想を上回りました。イングランド銀行の利下げ観測が後退し、ポンドが買われました。しかし、長続きせず、対米ドルで下げに転じました。「ハード・ブレグジット」への懸念が根強くあります。対円では小幅高でした。

ユーロは対米ドルで小幅安、対円では上昇しました。

トルコリラは対米ドルで下落。クロス取引の対円でも軟調でした。FRBが12月に利上げするとの観測が材料になりました。

南アフリカランドは反発しました。ただ、ゴーダン財務相が11月2日に裁判所に出頭を命じられていて、不透明感が依然強いです。ズマ大統領に解任の口実を与える可能性が指摘されています。

原油価格が反発。カナダドルは堅調でした。

NZドルは対米ドルで下落、対円で上昇。豪ドルは対米ドルで軟調、対円ではほぼ横ばいでした。

「米株小幅安」

英FTSE 6986p (+28p) 独DAX 10717p (+7p) 仏CAC 4533p (-1p)

27日のヨーロッパの株式相場はまちまちでした。イギリスのGDPが強く、ロンドン株式相場は上昇しました。

米ダウ 18169ドル (-29ドル) S&P500 2133p (-6p) ナスダック 5215p(-34p)

ニューヨーク株式相場は小幅安でした。世界的に国債が売られた流れを受け、米10年債利回りが大幅に上昇したことを嫌気しました。不動産関連株の下げが目立ちました。新型MacBook Proを発表したアップルが続落、ナスダックを押し下げました。

取引終了後に発表したアマゾンの決算が予想を下回り、時間外取引で急落しました。反面、決算が強かったグーグルの親会社アルファベットは上昇しました。

ニューヨーク原油相場は1.1%高の49ドル72セント。OPECの減産合意に懐疑的な見方が多く上値が重い展開でした。

金相場は0.23%高の1269ドル。インドの需要増への期待感が背景です。

NY時間27日 午後4時、東京28日午前5時の数字を表示しています。

 [October 27, 2016]  No 031843521

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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