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2016/10/19マーケット: さえないトルコリラ、ポンド高い

「ランド続伸」    

ドル円=103.84円、 ユーロドル=1.0977ドル、 ポンド円=127.61円、
トルコリラ円=33.50円、豪ドルドル=0.7661ドル、NZドルドル=0.7190ドル


18日の欧米の外国為替マーケットはまちまちでした。

FRBの12月利上げを見込んだ米ドル買い、最近の米ドル上昇を受けた利益を確定する米ドル売りが錯綜しました。

FRBの公定歩合議事要旨では、9つの地区連銀が公定歩合を0.25%引き上げ1.25%にするよう主張したことがわかりました。7月と9月の会合では8連銀が引き上げを主張、利上げが近いことを示唆する形になりました。

米ドルは対円でほぼ横ばいでした。米2年債は小動き、米10年債の利回りは低下しました。

ユーロは対米ドル、対円で小幅安。

ポンドは高く取引されました。イギリスの9月の消費者物価指数が2年ぶりの高い伸びを示しました。ポンド安を受け、物価がさらに上昇するとの見方が増えています。イギリス政府の法務官が、EU離脱の最終合意には議会の批准が必要になる公算が高いとの見解を発表、やや安心感が広がりました。

南アフリカランドは対米ドル、対円で大幅に続伸しました。ゴーダン財務相への支持が高まっていることが背景です。ただ、政治リスクは残っており、荒い値動きが続くとの見方が優勢です。

トルコリラは対米ドルで一時最安値をつけました。エルドアン大統領に権限を集中させるための憲法改正案を、与党の公正発展党(AKP)が早期に提出する意向だとユルドゥルム首相が述べたことが背景です。先週発表された経常収支の赤字が予想以上に拡大したこともトルコリラの重石となっています。

カナダドルの対円相場は小動きでした。

豪ドルは堅調でした。オーストラリア中銀が公表した10月会合の議事要旨では、次回11月の会合で物価や雇用統計を重視することがわかりました。

NZドルは小幅高でした。フォンテラが主導する乳製品のオークションがまずまずでした。GDT価格指数が1.4%上昇。前回の価格低下を相殺、価格が安定したことを示しました。

「米株反発」

英FTSE 7000p(+52p)  独DAX 10631p (+127p)  仏CAC 4508p (+58p)

18日のヨーロッパの株式相場は反発しました。鉱山株が上げをけん引しました。個別には、弱気な業績見通しを示したアパレル大手のバーバリーが急落しました。

米ダウ 18161ドル (+75ドル)  S&P500 2139p (+13p)  ナスダック 5243p(+44p)

ニューヨークの株式相場も反発。強めの決算発表が相次いだことを好感しました。個別には、会員数が予想以上に増えたネットフリックスが急上昇しました。

ニューヨーク原油相場の終値は0.7%高の50ドル29セント。金相場は0.5%高の1262ドルでした。

NY時間18日午後4時、東京19日午前5時の数字を表示しています。

 [October 18, 2016]  No 031843514

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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