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2016/10/18マーケット: ドル軟調、ランド高い

「トルコリラ下落」

ドル円=103.87円、 ユーロドル=1.1005ドル、 ポンド円=126.55円、
トルコリラ円=33.51円、豪ドルドル=0.7623ドル、NZドルドル=0.7129ドル

17日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが対主要通貨に対し軟調でした。

注目されたFRBのフィッシャー副議長の講演は金利政策の見通しに直接言及しませんでした。タカ派として知られる副議長は、低金利が長く深刻な景気後退を招くリスクがあると述べました。

米ドルは対円で小幅安。米2年債、米10年債の利回りがそれぞれ低下、米ドル売りを誘いました。利益確定の米ドル売りが影響したとの指摘もあります。

ユーロは対米ドルで小幅高、対円では小幅安でした。今週のECB理事会後のドラギ総裁の会見が材料視されています。特に、量的緩和の縮小を議論しているとの報道にどう答えるかが注目です。

ポンドの対円相場は小幅安でした。

トルコリラは対米ドル、対円で下落しました。イラク軍などによるISISからのモスル奪還作戦にトルコも関与しています。戦闘が長期化したり、大量の難民発生、もしくは地域が一段と不安定化した場合、トルコリラの重石になる可能性があります。

南アフリカランドは、対米ドル、対円で大幅高でした。11月2日に裁判所に出廷するよう命じられたゴーダン財務相を、ラマポーザ副大統領が支持すると伝えられたことが好感されました。ズマ大統領が財政出動による景気刺激を主張していますが、ゴーダン財務相は財政改革による支出の削減を主張し、溝が深まっています。政治対立が深刻ですが、ゴーダン財務相の支持者が増えています。

原油価格が下落。カナダドルの対円相場は安く取引されました。

NZドルは上昇、豪ドルは小動きでした。

「米株軟調」

英FTSE 6947p (-66p) 独DAX 10503p (-76p) 仏CAC 4450p (-20p)

17日のヨーロッパの株式相場は下落しました。ECB理事会を週後半に控え、様子見ムード、慎重な見方が広がりました。

米ダウ 18086ドル (-51ドル) S&P500 2126p (-6p) ナスダック 5199p(-14p)

ニューヨーク株式相場は下落。ニューヨーク州の製造業景況指数が予想外に低下、心理が悪化しました。個別には、決算が予想を上回ったバンク・オブ・アメリカが堅調でした。決算が強かった玩具大手のハズブロが急上昇しました。

ニューヨーク原油相場の終値は0.81%安の49ドル94セント。金相場は0.09%高の1256ドルでした。

NY時間17日 午後4時、東京18日午前5時の数字を表示しています。

 [October 17, 2016]  No 031843513

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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