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2016/10/07マーケット: 米ドル円の年末予想、コンセンサスなし

「ドル高、円安、ポンド安」    

ドル円=104.05円、 ユーロドル=1.1149ドル、 ポンド円=131.27円、
トルコリラ円=34.16円、豪ドルドル=0.7584ドル、NZドルドル=0.7160ドル


6日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが高く取引されました。

アメリカ経済の堅調さを示す経済指標の発表が相次いでいることが背景です。この日発表された新規失業保険申請件数は43年ぶりの低水準近くまで改善しました。FRBが12月に利上げするとの見方が一段強まりました。米国債利回りが上昇、米ドル買いを誘いました。
米ドルは対円で104円台に乗せました。日米の利回り格差の拡大が影響しました。

スコシアバンクは、2月初め以来で初めて100日移動平均の103円70銭を超えて米ドル高円安が進んだと指摘、104円台に本格的に乗せてくれば、105円30銭を目指すだろうとコメントしました。

7日発表のアメリカの9月の雇用統計が目先の米ドル円に大きく影響する可能性があります。BKアセットマネージメントのストラテジストは、雇用統計が強ければ、米ドル円が105円台に上昇するだろうとコメントしました。

一方、年末の米ドル円相場については見方が分かれています。

ウォール・ストリート・ジャーナルによりますと、JPモルガンのアナリストは最近、年末の米ドル円が現在の水準に近い103円になると予想しました。一方、ドイツ銀行は94円と円高を予想。対照的にゴールマン・サックスは、日銀が積極的な緩和を続けるとして108円まで円安が進むとみています。

ユーロは対米ドルで下落。米独の2年債利回り格差が過去10年で最大に広がったことが影響しました。ユーロは対円ではほぼ横ばいでした。

ポンドは売られました。「ハード・ブレグジット」への懸念を背景に、対米ドルで31年ぶりの安値を更新。対円でも下落しました。

米ドル円の上昇を受け、クロス取引のトルコリラの対円相場は上昇、34円台に乗せました。

南アフリカランドの対円相場は小動きでした。

原油価格が上昇しましたが、カナダドルは対米ドルで軟調。対円では堅調でした。

豪ドルとNZドルはまちまちでした。

「米株まちまち、NY原油50ドル乗せ」

英FTSE 6999p (-32 p) 独DAX 10568 p (-16 p) 仏CAC 4480p (-9 p)

6日のヨーロッパの株式相場は軟調でした。アメリカの雇用統計の発表を明日に控え、様子見ムードが強まりました。

米ダウ 18268ドル (-12ドル)  S&P500 2160 p (+1 p) ナスダック 5306 p(-9 p)

ニューヨーク株式相場はまちまち。様子見で方向感がありませんでした。ヘルスケア株が売られました。ダウ・ジョーンズは、ソーシャル・メディアのスナップチャットが来年初めのIPOを目指していると伝えました。時価総額は250億ドル(約2兆6000億円)と推定されています。

ニューヨーク原油相場は1.2%上昇、4カ月ぶりの高値である50ドル53セントで取引を終えました。金相場は4カ月ぶりの安値に下落しました。

NY時間06日午後4時、東京07日午前5時の数字を表示しています。

 [October 06, 2016]  No 031843506

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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