2分でわかるアメリカ

2016/09/23マーケット: 「100円割れ向かう」との見方

「米ドルまちまち」

ドル円=100.79円、 ユーロドル=1.1203ドル、 ポンド円=131.72円、
トルコリラ円=34.19円、豪ドルドル=0.7637ドル、NZドルドル=0.7304ドル

22日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルがまちまちでした。

FRBが前日のFOMCで政策金利を据え置きましたが、12月の会合での利上げをめぐり見方が分かれています。

米ドルは対円で小幅高でした。米2年債は小動き、米10年債利回りは低下しました。

日銀の政策転換については効果が限定的との見方が優勢です。

JPモルガン・アセット・マネジメントのストラテジストは、金融機関の利益率の低下、金融の安定などに対する懸念がいずれ広がると予想、「米ドル円は年末に向け8月安値の99円55銭を目指すだろう」とロイターにコメントしました。

ブルームバーグがオプション価格をもとに計算した年末までに米ドル円が99円まで下落する確率は84%。9月はじめの59%から大幅に上昇しました。

ユーロは対米ドル、対円で上昇しました。ユーロ圏の消費者信頼感指数(速報値)がやや改善しました。

ポンドは対円で大幅に反発しました。イングランド銀行の政策委員会のフォーブズ委員は、イギリス経済が中銀の予想より早いペースで拡大、2017年に勢いが加速する可能性があると講演で述べました。

トルコリラは堅調でした。クロス取引の対円相場は34円台に上昇しました。トルコ中銀は予想通り7カ月連続で利下げしました。

ランドは対米ドルで小幅安、対円ではほぼ横ばいでした。南アフリカ中銀は22日の会合で政策金利を据え置きました。予想通りです。クガニャゴ総裁は会見で、政局不安、格下げ懸念などでランド相場は引き続き不安定だと述べました。

原油価格が上昇。原油に敏感なカナダドルは対円で上昇しました。

豪ドルは、コモディティ価格の上昇を受け堅調。一方、NZドルは軟調でした。NZ中銀は予想通り金利を据え置きましたが、声明でNZドル高に対する懸念を表明しました。

「米株続伸」

英FTSE 6911p (+76p) 独DAX 10674p (+237p) 仏CAC 4509p (+100p)

22日のヨーロッパの株式相場は大幅高でした。FRBが金利を据え置いたことを好感しました。資源株の上げが目立ちました。

米ダウ 18392ドル (+98ドル) S&P500 2177p (+14p) ナスダック 5339p(+44p)

ニューヨーク株式相場は続伸。不動産株が高く取引されました。

ニューヨーク原油相場の終値は2.16%高の46ドル32セント。金相場は高く取引を終えました。

NY時間22日 午後4時、東京23日午前5時の数字を表示しています。

 [September 22, 2016]  No 031843496

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

NOTE

このレポートは、Market Editors が信頼に値すると判断した情報を基に作成されています。あくまでも情報提供が目的であり、その結果について責任を負うものではありません。投資に関しましては、投資家ご自身の判断に基づき決定してください。無断転載や引用を禁じます。

Market Editors
【データ提供】

PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

バックナンバー

「日刊2分でわかるアメリカ(2分でアメリカを見る)」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ