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2016/09/22マーケット: 円に幅広い買い、FOMC後に一段高

「ランド高い」

ドル円=100.48円、 ユーロドル=1.1185ドル、 ポンド円=130.95円、
トルコリラ円=33.96円、豪ドルドル=0.7620ドル、NZドルドル=0.7352ドル

21日の欧米の外国為替マーケットでは、円が幅広く買われました。

日銀が長期金利を0%に誘導する政策に転換しましたが、効果を疑問視する見方が強くあります。注目を集めたFRBが金融政策を決めるFOMCは、予想通り金利を据え置きました。FOMC後も円が買われました。

FOMCの声明は、雇用が堅調だとしながらも、企業の投資が低調、インフレ率が目標を下回る状態が続いているとの認識を示しました。声明で、年内利上げについて参加者の意見が大きく分かれていることもわかりました。FOMC参加者による今後2〜3年の成長見通しと金利見通しはやや下方修正されました。

イエレン議長は会見で、低インフレが金利据え置きの最大の理由だと説明。今後の利上げは慎重に検討すると述べました。

米ドルは対円で100円台半ばに下落しました。東京マーケットで一時102円後半をつけた円が大きく振れました。日本の10年債利回りが上昇、米10年債利回りが低下しました。米2年債は小動きでした。

スコシアバンクは、米ドル円について8月26日の初値である100.50円を本格的に割ると、8月安値の99.50円、6月安値の99.00円近辺に向かうだろうとコメントしました。

ユーロは対米ドルで小幅高。対円では112円台に下落しました。

ポンドの対円相場は130円まで売られました。

トルコリラは対米ドルで小幅高。クロス取引の対円は33円後半に値を下げました。

ランドは堅調でした。南アフリカの8月の消費者物価指数は5.9%と、前月比で0.1ポイント低下しました。予想通り。南アフリカ中銀のインフレ目標である3〜6%のレンジ内に入り、明日(日本時間22日)の金融政策委員会で金利を据え置くと予想されています。

原油価格が大幅に上昇しましたが、カナダドルの対円相場は下落しました。

豪ドルは対米ドルで堅調、対円で軟調でした。

「米株続伸」

英FTSE 6834p (+3p)  独DAX 10436p (+42p)  仏CAC 4409p (+20p)

21日のヨーロッパの株式相場は上昇しました。原油高を好感しました。

米ダウ 18293ドル (+163ドル)  S&P500 2163p (+23p)  ナスダック 5295p(+53p)

ニューヨーク株式相場は上昇しました。FOMC後に一段高になりました。ナスダックは最高値を更新しました。

ニューヨーク原油相場は2.39%高の45ドル34セント。金相場は高く取引を終えました。

NY時間21日 午後4時、東京22日午前5時の数字を表示しています。

 [September 21, 2016]  No 031843495

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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