2分でわかるアメリカ

2016/09/14マーケット: ドル高・資源国通貨安

「前日と逆」

ドル円=102.59円、 ユーロドル=1.1214ドル、 ポンド円=135.34円、
トルコリラ円=34.34円、豪ドルドル=0.7464ドル、NZドルドル=0.7245ドル

13日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが買われる一方、豪ドルなど資源国通貨が売られました。前日と逆の動きです。

FRBのブレイナード理事のハト派的な発言に反応しすぎたとの見方が広がりました。アメリカ国勢調査局の統計で、世帯所得が大幅に増えたことも影響しました。

米ドルは対円で上昇しました。米2年債と米10年債の利回りが上昇、米ドル買いを誘いました。日経新聞の14日付最終版(14版)が、来週の日銀会合の「統括的な検証」について、今後の金融緩和の軸にマイナス金利の深掘りを据える方針だと伝えたことが円売りにつながりました。

スコシアバンクは、米ドル円は目先、101円20銭〜103円のレンジで推移しそうだとコメントしました。

ユーロは対米ドルで小幅安、対円では高く取引されました。ドイツのZEW景況感指数は予想を下回りました。

ポンドは売られました。イギリスの8月の消費者物価指数が前月比で横ばいとなり、イングランド銀行による追加緩和の余地があると受け止められました。

トルコリラの対円相場は小動きでした。

原油安を受け、南アフリカランドは下落。原油に敏感なカナダドルは対円で安く取引されました。

豪ドルは、鉄鉱石をはじめとするコモディティ価格の下落が影響して、対米ドル、対円で売られました。高金利通貨のNZドルも下落しました。

「NYダウ大幅反落」

英FTSE 6665p (-35p)  独DAX 10386p (-45p)  仏CAC 4387p (-52p)

13日のヨーロッパの株式相場は続落しました。原油安が嫌気されました。

米ダウ 18066ドル (-258ドル)  S&P500 2127p (-32p)  ナスダック 5155p(-56p)

ニューヨーク株式相場は大幅反落。前日の上げ幅を消した格好です。FRBの金融政策が不透明なことが背景。恐怖指数のVIXが大幅上昇、心理が悪化しました。エネルギー関連株の下げが目立ちました。

ニューヨーク原油相場の終値は3%安の44ドル90セント。金相場は小幅安でした。

NY時間13日 午後4時、東京14日午前5時の数字を表示しています。

 [September 13, 2016]  No 031843489

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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