2分でわかるアメリカ

2016/09/13マーケット: 米ドル円大幅安、基調続くか

「円に幅広い買い」

ドル円=101.81円、 ユーロドル=1.1231ドル、 ポンド円=135.77円、
トルコリラ円=34.25円、豪ドルドル=0.7560ドル、NZドルドル=0.7348ドル

12日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが軟調でした。

注目されたFRBのブレイナ―ド理事の演説がハト派的だったことが材料視されました。

米ドルは対円で下落しました。早期利上げ観測を背景に米ドルが積極的に買われた先週末の反動で、利益を確定する動きが影響しました。米国債は小動きでした。

ウェルズ・ファーゴ証券のストラテジストは、目先の米ドル円は(来週の)日銀会合次第だとブルームバーグにコメントしました。ストラテジストは年末の米ドル円相場について103円と予想しています。

一方、モルガン・スタンレーのストラテジストは「外国から日本へ資産を戻す動きが円を支えている」と指摘、年末の米ドル円は99円と予想しているとブルームバーグが伝えました。

スコシアバンクは、米ドル円の目先の下値は21日移動平均の101円67銭。それを割れば、次は101円50銭、その先は101円20銭だとコメントしました。

ユーロは対米ドルでほぼ横ばいでした。対円では114円台に下落しました。

ポンドの対円相場は135円台に値を下げました。イングランド銀行の会合を含め、今週はポンドの材料が豊富です。

南アフリカランドは対米ドルで上昇、対円ではほぼ横ばいでした。

トルコリラは対米ドルで小動き。対円では軟調でした。トルコは15日までイスラム教の祝日です。

カナダドルの対円相場は78円ちょうど近辺に下落しました。

豪ドルとNZドルはそれぞれ売りが先行しましたが、ブレイナード理事の演説を受け急速に買い戻されました。金利に敏感なことを示した形です。対円では軟調でした。

「NYダウ大幅反発」

英FTSE 6700p (-76p)  独DAX 10431p (-141p)  仏CAC 4439p (-51p)

12日のヨーロッパの株式相場は大幅安でした。アジア市場の流れを引き継ぎました。ニューヨーク市場は買いが先行しましたが、大幅な下げを維持しました。

米ダウ 18325ドル (+239ドル)  S&P500 2159p (+31p)  ナスダック 5211p(+85p)

ニューヨーク株式相場は大幅に反発しました。FRBのブレイナード理事のハト派的な発言を受け、FRBの早期利上げ観測が後退しました。通信株の上げが目立ちました。

ニューヨーク原油相場の終値は0.89%高の46ドル29セント。金相場は0.67%安の1325ドルでした。

NY時間12日 午後4時、東京13日午前5時の数字を表示しています。

 [September 12, 2016]  No 031843488

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

NOTE

このレポートは、Market Editors が信頼に値すると判断した情報を基に作成されています。あくまでも情報提供が目的であり、その結果について責任を負うものではありません。投資に関しましては、投資家ご自身の判断に基づき決定してください。無断転載や引用を禁じます。

Market Editors
【データ提供】

PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

バックナンバー

「日刊2分でわかるアメリカ(2分でアメリカを見る)」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ