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2016/09/08マーケット: 円に幅広い買い、NZドル堅調

「ユーロドル軟調」

ドル円=101.74円、 ユーロドル=1.1238ドル、 ポンド円=135.68円、
トルコリラ円=34.60円、豪ドルドル=0.7667ドル、NZドルドル=0.7445ドル

7日の欧米の外国為替マーケットでは、円が幅広く買われました。全体的には小動きでした。

日銀が20日と21日に開く金融政策決定会合で実施する「総括的な検証」で、統一見解のとりまとめに難航していると報じられたことが欧米でも材料視されました。9人の政策委員が「マイナス金利派」「リフレ派」「追加緩和反対派」の3つに分裂しているとしています。

米ドルの対円相場は101円台後半で取引されました。米国債は小動きでした。

ユーロは対米ドル、対円で小幅下落しました。

ポンドも対米ドルで下落、対円では135円台に値を下げました。カーニー総裁を含めイングランド銀行の政策メンバーが、議会で金融緩和を擁護、追加緩和を示唆したことがポンド売りにつながりました。

新興国通貨は軟調でした。トルコリラは対米ドルで下落、クロス取引の対円相場は34円台半ばに下落しました。

南アフリカランドの対円相場は反落しました。

カナダドルは対米ドル、対円で売られました。カナダ中銀が7日の金融政策委員会で、予想通り政策金利を0.50%に据え置きました。世界経済が当初の想定より弱いとしましたが、国内経済は年内に持ち直すとの見方を示しました。

NZドルは対米ドル、対円で高く取引されました。主力輸出品の乳製品の価格が上昇基調にあること、2%という高金利が見直されNZドル買いを誘いました。

豪ドルはやや軟調でした。

「米株まちまち」

英FTSE 6846p (+20p)  独DAX 10752p (+65p)  仏CAC 4557p (+27p)

7日のヨーロッパの株式相場は上昇しました。ドイツの7月の鉱工業生産が予想に反し2年ぶりの大幅低下を記録しましたが、影響は限定的でした。

米ダウ 18526ドル (-11ドル)  S&P500 2186p (-0.3p)  ナスダック 5283p(+8p)

ニューヨーク株式相場はまちまちでした。地区連銀経済報告(ベージュブック)は賃金が緩やかに上昇しているとの認識を示しましたが、反応薄でした。

ニューヨーク原油相場の終値は1.49%高の45ドル50セント。金相場は小幅安でした。

NY時間07日 午後4時、東京08日午前5時の数字を表示しています。

 [September 07, 2016]  No 031843485

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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