2分でわかるアメリカ

2016/09/07マーケット: 米ドル売り、高金利通貨買い

「ランド高い」

ドル円=101.99円、 ユーロドル=1.1247ドル、 ポンド円=136.93円、トルコリラ円=34.86円、豪ドルドル=0.7681ドル、NZドルドル=0.7412ドル

6日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが幅広く売られました。

弱めの経済指標が相次いでいる中、ISMのサービス業の景気指数が予想を大幅に下回りました。FRBの今月21日の利上げ観測が一段と後退、米2年債と米10年債利回りが大幅に低下しました。

米ドルは対円で102円ちょうど近辺に下落しました。浜田内閣官房参与が、FOMCの決定前に日銀が追加緩和を決めることは控えるべきだと発言したことも米ドル売り円買いにつながりました。

ユーロは対米ドルで大幅上昇。対円では下落しました。

ポンドは対円で137円を割りました。

FRBの早期利上げ観測が後退したことで、高金利通貨が買われました。

ランドは対米ドルで大幅高、対円でも高く取引されました。南アフリカの第2四半期のGDPが前期比年率3.3%増と予想を上回ったことが材料視されました。ただ、政治混迷を背景に上値が重いとの指摘があります。市場関係者は、南アフリカの中央銀行が来年1月に0.25%利上げすると予想しています。

トルコリラも対米ドルで上昇しました。ただ、クロス取引の対円相場は軟調でした。

金利水準が比較的高い豪ドルも上昇しました。オーストラリア中銀は6日の金融政策委員会で政策金利を予想通り据え置きました。

高金利通貨のNZドルも上昇しました。乳製品のオークションは堅調でした。GDT価格指数が7.7%上昇、7月初旬からの上昇基調を維持しました。

原油価格が上昇したことで、カナダドルは対米ドルで堅調でした。対円では下落しました。

「NYダウ小幅続伸」

英FTSE 6826p (-53p)  独DAX 10687p (+14p)  仏CAC 4529p (-11p)

6日のヨーロッパの株式相場はまちまち。小幅な値動きでした。

米ダウ 18538ドル (+46ドル)  S&P500 2186p (+6p)  ナスダック 5275p(+26p)

ニューヨーク株式相場は小幅高でした。エネルギー株が堅調でした。

ニューヨーク原油相場の終値は0.88%高の44ドル83セント。金相場は2.06%高の1354ドルでした。

NY時間06日 午後4時、東京07日午前5時の数字を表示しています。

 [September 06, 2016]  No 031843484

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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