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2016/08/31マーケット: 米ドル円、次のメド

「米ドルに幅広い買い」    

ドル円=102.95円、 ユーロドル=1.1142ドル、 ポンド円=134.65円、
トルコリラ円=34.70円、豪ドルドル=0.7507ドル、NZドルドル=0.7216ドル


30日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが幅広く買われました。

強い米消費者信頼感指数とフィッシャーFRB副議長の「完全雇用に近い」との発言が材料になりました。9月利上げの可能性を見極める上で注目されている8月の雇用統計の発表を2日金曜日に控え、ファンド勢などが積み上がった米ドル・ショートを巻き戻す動きが加速しました。

米ドルは対円で103円ちょうど付近まで上昇しました。全体の米ドル買いの動き、日本政府関係の円高けん制発言が影響しました。米2年債は小動き、米10年債利回りは上昇しました。

スコシアバンクは、モメンタムが米ドル高・円安に傾いているとした上で、チャート上で7月29日の始値の1米ドル=105円27銭まで抵抗線がほとんどないとコメントしました。

BKアセットマネージメントのストラテジストは、米ドル円について103円50銭を越えれば、次の節目は104円だとコメントしました。

ユーロは対米ドルで下落、対円で上昇しました。

ポンドは対円で134円台後半まで値を上げました。BofAメリルリンチは、イングランド銀行が11月の会合で0.10%の追加利下げを決めると予想しています。

トルコリラは対米ドルで下落。クロス取引の対円相場は堅調でした。トルコのエルドアン大統領は、9月4日と5日に中国の杭州で開かれるG20首脳会議に合わせ、オバマ大統領、プーチン大統領らと個別に会談する予定です。

政局混迷を背景に南アフリカランドは対米ドルで続落。対円では小動きでした。

カナダドルは軟調でしたが、対円では高く取引されました。

豪ドルとNZドルは、それぞれ対米ドルで下落、対円で上昇しました。

「NYダウ反落」

英FTSE 6820p (-17p)  独DAX 10657p (+113p)  仏CAC 4457p (+33p)


30日のヨーロッパの株式相場はまちまちでした。連休明けのロンドンは鉱山株が軟調、下落しました。

米ダウ 18454ドル (-48ドル)  S&P500 2176p (-4p)  ナスダック 5222p(-9p)

ニューヨーク株式相場は反落。金利に敏感な電力などの公共株が下げました。

ニューヨーク原油相場は1.34%安の46ドル35セント。金相場は下落しました。

NY時間30日午後4時、東京31日午前5時の数字を表示しています。

[August 30, 2016]  No 031843480

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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