2分でわかるアメリカ

2016/08/30マーケット: 米ドル高どこまで、ランド安い

「米ドル買い」 

ドル円=101.90円、 ユーロドル=1.1185ドル、 ポンド円=133.55円、トルコリラ円=34.49円、豪ドルドル=0.7572ドル、NZドルドル=0.7255ドル

29日の欧米の外国為替マーケットでは、最大の外為市場のロンドンが休場のため、売買高は低調でした。

先週末のジャクソンホールのイベントの消化が進みました。年内利上げの可能性が高い、早ければ9月に利上げするという予想がやや増えました。今後発表されるアメリカの経済指標に敏感になりそうです。

米ドルは対円で一時102円30銭台に上昇しましたが、伸び悩みました。

BKアセットマネージメントのストラテジストは、米ドル円が節目の102円50銭を前に失速したと指摘しました。ただ、今週の雇用統計を含めアメリカの経済指標が強ければ米ドル高基調が再び強まるとコメントしました。

どこまでか。当面、米ドル円は103−104円を目指すという見方、105円と見るトレーダーもいます。

ユーロは対米ドルで小幅安。対円では横ばいでした。

ポンドの対円相場はほぼ横ばいでした。

南アフリカンランドは軟調でした。政局混迷が背景。ブルームバーグによりますと、ゴールドマンサックスは、ゴーダン財務相が解任された場合、ランド安が加速、南アフリカの格付けが引き下げられると見ています。

トルコリラは小動きでした。

原油価格が下落しました。カナダドルの対円相場はほぼ横ばいでした。31日に発表されるカナダのGDPが注目されます。

豪ドルとNZドルは、それぞれ堅調に推移しました。2つのオセアニア通貨の底値が形成されつつあるとの指摘があります。

「NYダウ反発」

英FTSE100 休場  独DAX 10544p (-43p)  仏CAC 4424p (-17p)

29日のヨーロッパの株式相場は下落しました。原油安とFRB幹部がタカ派に傾斜したことが影響しました。

米ダウ 18502ドル (+107ドル) S&P500 2180p (+11p) ナスダック 5232p(+13p)

ニューヨーク株式相場は反発しました。金融株、素材株が堅調でした。

ニューヨーク原油相場の終値は1.39%安の46ドル98セント。金相場は軟調でした。

NY時間29日 午後4時、東京30日午前5時の数字を表示しています。

[August 29, 2016]  No 031843479

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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