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2016/08/23マーケット: 新興国通貨が軟調、全体的に様子見

「ポンド高い」

ドル円=100.29円、 ユーロドル=1.1319ドル、 ポンド円=131.76円、トルコリラ円=34.06円、豪ドルドル=0.7629ドル、NZドルドル=0.7273ドル

22日の欧米の外国為替マーケットは、全体的に小動きでした。薄商いの中、様子見ムードが強まりました。

米ドルはやや堅調でした。FRBのフィッシャー副議長が21日、FRBが雇用とインフレ率の目標を達成しつつあると発言したことが材料視されました。副議長は、利上げを直接示唆したわけではありませんが、タカ派的な発言に反応しました。

FRBのイエレン議長が26日に、ジャクソンホールのイベントで演説します。アナリストの一部は、年内利上げを示唆する可能性があるとみています。また、イエレン議長の演説前に、ニューヨーク連銀のダドリー総裁が発言する機会があり、これも材料になりそうです。

米ドルの対円相場は買いが先行しましたが、後半の取引で上げ幅をほぼ消しました。米国債利回りは低下しました。

ユーロは小動きでした。

ポンドは対米ドルで堅調。対円では131円台に上昇しました。イギリス政府が、住宅市場の刺激策を検討しているとの報道が材料視されました。

新興国通貨は軟調でした。南アフリカランドは対円で軟調でした。

トルコリラは対米ドルで下落。FRBの年内利上げ観測がやや強まったことが背景。対円では34円ちょうど近辺で推移しました。明日23日、トルコの中央銀行が金融政策委員会を開きます。翌日物貸出金利を0.25%引き下げるとの予想が優勢です。

原油価格が下落。カナダドルの対円相場は安く取引されました。

豪ドルとNZドルはそれぞれ小動きでした。

「NYダウ、方向感出ず」

英FTSE 6828p (-30p) 独DAX 10494p (-50p) 仏CAC 4389p (-10p)

22日のヨーロッパの株式相場は下落しました。原油安を嫌気しました。

米ダウ 18529ドル (-23ドル)  S&P500 2182p (-1p)  ナスダック 5244p(+6p)

ニューヨーク株式市場でも、原油安を受けエネルギー関連株が売られました。全体として方向感に欠ける展開でした。買高は今年最低水準でした。バイオ関連銘柄が買われ、ナスダックは小幅ながらプラス圏で取引を終えました。

ニューヨーク原油相場の終値は3.03%安の47ドル05セント。金相場は小幅安でした。

NY時間22日 午後4時、東京23日午前5時の数字を表示しています。

[August 22, 2016]  No 031843474

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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