2分でわかるアメリカ

2016/08/19マーケット: 米ドル円=99円でどうなる、資源国通貨高い

「ポンド上昇」

ドル円=99.92円、 ユーロドル=1.1353ドル、 ポンド円=131.54円、トルコリラ円=34.07円、豪ドルドル=0.7685ドル、NZドルドル=0.7285ドル

18日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが軟調でした。ポンドの上昇が目立ちました。

FRBが前日に公表したFOMC議事録の消化が進み、早期の利上げはないとの見方がやや優勢になりました。

米ドルは対円で小幅安。100円ちょうどを挟んで推移しましたが、後半に100円を割りました。米国債利回りは低下しました。

スコシアバンクは、米ドル円のチャート上の支持線が99円ちょうど近辺までないとコメントしました。

BKアセット・マネジメントのストラテジストは、米ドル円について「100円割れを何度もトライした。99円の下値は維持されると思うが、新しいレンジに移行したと信じる」とコメントしました。

ユーロは対米ドル、対円で上昇しました。ECBの議事録で、追加策への市場の過度の期待を抑制する考えで一致したことがわかりました。政策の変更を急がないことでも合意したと議事録が記録していて、ユーロ買いを誘いました。

ポンドは対米ドルで大幅高。対円では一時132円台に上昇しました。イギリスの7月の小売売上高が去年9月以来の大幅な伸びを記録したことが好感されました。予想を大幅に上回りました。

トルコリラは対米ドルで小幅安。クロス取引の対円相場は下落しました。トルコ東部で自動車を使った爆弾テロが発生、少なくとも11人が死亡、226人が負傷しました。警官や兵士を狙ったテロで、クルド系武装組織の犯行だとみられています。

南アフリカランドの対円相場はほぼ横ばいでした。

原油価格が上昇。カナダドルの対円相場は上昇しました。

豪ドルは、オーストラリアの強い雇用統計を受け高く取引されました。コモディティ相場の上昇も追い風でした。NZドルも連れ高しました。

「米株小幅高」

英FTSE 6868p (+9p) 独DAX 10603p (+65p) 仏CAC 4437p (+19p)

18日のヨーロッパの株式相場は反発しました。コモディティ高を好感しました。

米ダウ 18597ドル (+23ドル)  S&P500 2187p (+4p)  ナスダック 5240p(+11p)

ニューヨーク株式相場は小幅高でした。やや方向感に欠ける展開でした。

ニューヨーク原油相場の終値は3.25%高の48ドル30セント。金相場は高く取引を終えました。

NY時間18日 午後4時、東京19日午前5時の数字を表示しています。

[August 18, 2016]  No 031843472

※当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。

※当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

NOTE

このレポートは、Market Editors が信頼に値すると判断した情報を基に作成されています。あくまでも情報提供が目的であり、その結果について責任を負うものではありません。投資に関しましては、投資家ご自身の判断に基づき決定してください。無断転載や引用を禁じます。

Market Editors
【データ提供】

PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

バックナンバー

  • 2018.12.15 更新マーケット: 来週の米ドル/円、下振れするか「リスク回避で円高」14日の欧米の外国為替マーケットでは、円が幅広く買われました。中国経済の減速を示す経済データが相次いで発表され、ユーロ圏の製造業と非製造業の…
  • 2018.12.14 更新マーケット: ユーロとトルコリラ小動き、ポンド続伸「資源国通貨が堅調」13日の欧米の外国為替マーケットでは、4つの中央銀行の金融政策を決める会合が注目されました。ECB、スイス中銀、ノルウェー中銀、トルコ中銀は…
  • 2018.12.13 更新マーケット: ポンド大きく戻す、ユーロ高い「ランド堅調」12日の欧米の外国為替マーケットでは、英ポンドを買い戻す動きが目立ちました。イギリスの与党・保守党の離脱強硬派として知られるユーロピアン・リサーチ…
  • 2018.12.12 更新マーケット: ポンド続落、トルコリラ軟調「ユーロ下落」11日の欧米の外国為替マーケットでは、英ポンドが続落しました。イギリスの与党・保守党の議員らが、メイ党首(首相)の不信任投票の発動に十分な48通の…
  • 2018.12.11 更新マーケット: ポンド急落、米ドル堅調「カナダドル下落」10日の欧米の外国為替マーケットでは、英ポンドが目立って下落しました。EUと合意した離脱協定案のイギリス議会の採決が延期されたことが大きく影響…

「日刊2分でわかるアメリカ(2分でアメリカを見る)」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ