2分でわかるアメリカ

2016/08/16マーケット: じわりポンド安、資源国通貨堅調

「米ドル軟調」 

ドル円=101.21円、 ユーロドル=1.1184ドル、 ポンド円=130.34円、トルコリラ円=34.37円、豪ドルドル=0.7670ドル、NZドルドル=0.7207ドル

15日の欧米の外国為替マーケットでは、ポンドの下げが目立ちました。夏枯れがまだ続き、商いは低調でした。

ポンドの対米ドル相場は、EU離脱を決めたイギリスの国民投票後の安値に迫りました。国民投票後の状況を反映した経済指標の発表が相次ぐことから、警戒感でポンドが売られました。対円では一時節目の130円を割りました。

ユーロは対米ドル、対円で堅調に推移しました。

米ドルは対円でほぼ横ばいでした。ニューヨーク連銀の製造業業況指数は予想に届きませんでした。米国債利回りは上昇しました。

トルコリラは、全体的に米ドルが軟調だったことを受け上昇しました。

原油価格が上昇。資源国通貨としての南アフリカランドが高く取引されました。

原油に敏感なカナダドルの対円相場は上昇しました。

コモディティ相場が上昇したことを受け、豪ドルが高く取引されました。NZドルとともに、相対的に金利水準が高いことに注目した買いも相場を支えました。

BKアセット・マネジメントのストラテジストは、オーストラリア中銀の前回会合の声明が追加利下げを明確に示唆しなかったため豪ドルが上昇したと指摘、16日の議事録が注目されるとコメントしました。

「米株、最高値更新」

英FTSE 6941p (+25p) 独DAX 10739p (+25p) 仏CAC 4497p (-2p)

15日のヨーロッパの株式相場は上昇しました。パリは小幅安でした。JPモルガンは、ポンド安がイギリスの企業に恩恵となるとしてロンドン株の投資判断を引き上げました。

米ダウ 18636ドル (+59ドル)  S&P500 2190p (+6p)  ナスダック 5262p(+29p)

ニューヨークの株式相場も上昇。ダウ、S&P500、ナスダックが揃って最高値を更新しました。薄商いでしたが、原油高を受け、エネルギー株が上げをけん引しました。素材株が堅調でした。

ニューヨーク原油相場の終値は2.81%高の45ドル74セント。金相場は0.32%高の1347ドルでした。

NY時間15日 午後4時、東京16日午前5時の数字を表示しています。

[August 15, 2016]  No 031843469

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

NOTE

このレポートは、Market Editors が信頼に値すると判断した情報を基に作成されています。あくまでも情報提供が目的であり、その結果について責任を負うものではありません。投資に関しましては、投資家ご自身の判断に基づき決定してください。無断転載や引用を禁じます。

Market Editors
【データ提供】

PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

バックナンバー

  • 2018.06.21 更新マーケット: 円軟調、新興国通貨が反発※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(18日更新)はこちら(マイページへログイン)「ユーロ小動き」20日の欧米の外国為替マーケットでは、円が軟…
  • 2018.06.20 更新マーケット: 円高・米ドル高、新興国通貨は全面安※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(18日更新)はこちら(マイページへログイン)「リスク回避ムード」19日の欧米の外国為替マーケットでは、円…
  • 2018.06.19 更新マーケット: 資源国通貨安い、円堅調※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(18日更新)はこちら「トルコリラ反発」18日の欧米の外国為替マーケットでは、米中の貿易摩擦をめぐる懸念で…
  • 2018.06.16 更新マーケット: 来週、米ドルは上か下か「ユーロ反発」15日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルがやや軟調でした。トランプ政権が中国の輸入品に高率関税を適用すると発表したことで、貿易戦争への懸念が高…
  • 2018.06.15 更新マーケット: ユーロ大幅安、トルコリラ売り止まらず「米ドル堅調」14日の欧米の外国為替マーケットでは、ユーロが幅広く売られました。ECBが2019年夏まで政策金利を引き上げないことを示唆したこと、ドラギ総裁の記…

「日刊2分でわかるアメリカ(2分でアメリカを見る)」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ