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2016/08/13マーケット: 来週、米ドル円の上値重そう

「ポンド安い」

ドル円=101.21円、 ユーロドル=1.1160ドル、 ポンド円=130.73円、
トルコリラ円=34.14円、豪ドルドル=0.7647ドル、NZドルドル=0.7194ドル


12日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが軟調でした。

アメリカの7月の小売り売上高、生産者物価指数、ミシガン大消費者信頼感指数がいずれも弱く、第3四半期の経済成長に対する懸念が米ドル売りを誘いました。先週末の強い雇用統計を受けた米ドルの上昇分を消した格好です。

米ドルは対円で101円ちょうど付近に下落しました。米国債利回りが低下、米ドル安円高が進みました。

ユーロは対米ドルで上昇、対円では下落しました。

ポンドは対米ドルで軟調でした。対円では130円台に下落しました。

トルコリラは対米ドルで小幅高。クロス取引の対円では下落しました。マーケット全体の動きが影響しました。

南アフリカランドの対円相場は軟調でした。

原油価格が上昇。カナダドルの対円での下げ幅は小幅でした。

中国の経済指標が弱かったことを受け、豪ドルが対米ドル、対円で売られました。NZドルはまちまちでした。

「FOMC議事録に注目」

来週の外国為替マーケットでは、引き続きアメリカの経済動向が全体に影響しそうです。ニューヨーク連銀製造業景気指数(15日)、鉱工業生産、住宅着工件数、消費者物価指数(16日)、フィラデルフィア地区連銀景況感指数(18日)が発表されます。17日には、FRBがFOMC議事録を公表、材料になりそうです。日本のGDPも注目されています。

ロイタージャパンは、来週の米ドル円について、どちらかと言えば下値を警戒する必要がありそうだとの見通しを伝えました。FRBの早期利上げ期待が高まらない中、102円台では上値を伸ばしきれないでいるとしています。レンジは、米ドル円が100円50銭〜103円50銭、ユーロ米ドルは1.1050ドル 〜1.1250ドルと予想しました。

スコシアバンクは、米ドル円が8月2日の100円68銭〜102円83銭のレンジを抜けられないでいると指摘しました。その上で、米ドル円のチャートは中立から弱気を示していて、100円43銭を超えて米ドル安円高が進むかに注目しているとコメントしました。その次の節目は100円ちょうど、さらに次は99円だとしています。

このところポンドが安く推移しています。来週はイギリスの経済指標が相次いで発表されます。EU離脱を決めた国民投票後のデータで注目されます。弱い内容であれば、ポンドが一段安になるとの見方があります。

来週の豪ドルは、RBA議事録(16日)と雇用関連統計(18日)が材料になりそうです。NZドルは17日発表のニュージーランドの雇用統計が注目されます。

来週も薄商いになると予想されています。

「米株軟調」

英FTSE 6916p (+1p) 独DAX 10713p (-29p) 仏CAC 4500p (-3p)

12日のヨーロッパの株式相場はまちまちでした。ロンドンの相場は小幅ながら上昇しました。高値警戒感が一部で出ました。

ニューヨーク株式市場は小動き。薄商いの中、狭いレンジで推移しました。

ニューヨーク原油相場は2.3%高の44ドル42セント。金相場は下落しました。

NY時間12日 午後3時、東京13日午前4時の数字を表示しています。

[August 12, 2016]  No 031843468

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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