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2016/08/09マーケット: ゴールドマン「米ドル買い」推奨

「円軟調」

ドル円=102.41円、 ユーロドル=1.1080ドル、 ポンド円=133.55円、トルコリラ円=34.30円、豪ドルドル=0.7649ドル、NZドルドル=0.7138ドル

8日の欧米の外国為替マーケットでは、円が軟調に推移しました。

夏休みの投資家が多く薄商いの中、米ドルは対円で大幅に上昇しました。先週金曜日に発表されたアメリカの雇用統計を受け、FRBによる年内利上げ観測が広がったことが背景です。米国債は小動きでした。

ゴールドマン・サックスの為替ストラテジストが8日、顧客に対し米ドルを買うよう推奨したとブルームバーグが伝えました。FRBが年内に利上げする確率が75%あり、最終的にマーケットが織り込んでいる以上にFRBが利上げする可能性があるとしています。また、アムハースト・ピアポイント証券のストラテジストは、「金利差を考慮すると、米ドルが少なくとも2%高くなってもいい」とコメントしました。

ユーロの対米ドル相場は小動き。対円では上昇しました。ドイツの鉱工業生産が予想を上回りました。

ポンドの対円相場は133円台後半で取引されました。BofAメリルリンチは、イギリスの7月のPMI確定値は悲観ムードを浮き彫りにし、今後の景気後退を示唆していると顧客向けメモでコメントしました。

トルコリラは対米ドルで堅調。クロス取引の対円相場は34円台に上昇しました。明日予定されているエルドアン大統領とロシアのプーチン大統領との会談が注目されています。

南アフリカランドの対円相場は上昇しました。原油高が追い風となりました。地方選で与党ANCが得票率を大幅に減らしましたが、影響は限定的でした。
原油高を好感、カナダドルが対円で一時78円前半まで買われました。

豪ドルは対米ドル、対円で高く取引されました。コモディティ相場の上昇が好感されました。中国の貿易統計が弱めでしたが、影響は限定的でした。

NZドルは対米ドルでほぼ横ばい。ニュージーランド中銀の会合が11日に開かれますが、0.25%の利下げが予想されています。

「米株軟調、原油高い」

英FTSE 6809p (+15p) 独DAX 10432p (+65p) 仏CAC 4415p (+4p)

ヨーロッパの株式相場は上昇しました。アジア市場の流れを引き継ぎました。強いドイツの経済指標を好感しました。ロンドンの株式相場は14カ月ぶりの高値をつけました。

米ダウ 18529ドル (-14ドル)  S&P500 2180p (-1p)  ナスダック 5213p(-7p)

ニューヨーク株式相場は小幅反落しました。薄商い、方向感が出ませんでした。システム障害で多くの欠航が出たデルタ航空は小幅安でした。

ニューヨーク原油相場の終値は2.92%高の43ドル02セント。OPECが9月に非公式会議を開くと発表したことに反応しました。

金相場は0.23%安の1341ドルでした。

NY時間08日 午後4時、東京09日午前5時の数字を表示しています。

[August 08, 2016]  No 031843464

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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