2分でわかるアメリカ

2016/08/02マーケット: 資源国通貨安い


「米ドル円、小幅高」 

ドル円=102.39円、 ユーロドル=1.1165ドル、 ポンド円=134.92円、トルコリラ円=34.20円、豪ドルドル=0.7533ドル、NZドルドル=0.7168ドル

1日の欧米の外国為替マーケットでは、資源国通貨の下げが目立ちました。

OPECの産油量が高水準になるとの観測を背景に原油価格が下落、カナダドル、豪ドルなど資源国通貨が軒並み売られました。NZドルも下落しました。

南アフリカランドの対円相場はほぼ横ばいでした。

米ドルは対円で小幅高。後半の取引で上げ幅を縮めました。米国債の利回りは上昇しました。

インドネシアのバリを訪問中のニューヨーク連銀のダドリー総裁は1日、講演の中で、アメリカ経済のリスクが残ると指摘、FRBは利上げを慎重にすべきだと述べました。

ユーロは対米ドルで小動き。先週29日遅くに発表されたヨーロッパの銀行のストレステストは大きな材料になりませんでした。

BofAメリルリンチは、ヨーロッパではBrexit(イギリスのEU離脱)が引き続き大きなテーマだが、手っ取り早い解決策や急ピッチな好転への期待は後退したと顧客向けメモでコメントしました。南ヨーロッパ諸国の問題も無視するべきではないとしています。

ポンドの対円相場は小動き。135円ちょうどを挟んで取引されました。

トルコリラの対円相場は狭いレンジで推移しました。S&Pは1日、トルコに関するリスク判断を「やや高いリスク」から「高いリスク」に修正しました。

「米株まちまち、NY原油一時40ドル割れ」

英FTSE100 6693p (-30p) 独DAX 10330p (-6p) 仏CAC 4409p (-30p)

1日のヨーロッパの株式相場は下落しました。銀行株が軟調でした。

米ダウ 18404ドル (-27ドル)  S&P500 2170p (-2p)  ナスダック 5184p(+22p)

ニューヨーク株式相場はまちまちでした。原油価格が下落したことを受け、エネルギー関連株が下げを主導しました。ISMの製造業景気指数は予想を小幅に下回りました。ダウは6日連続で下落。ナスダックは高く取引を終えました。

ニューヨーク原油相場の終値は3.7%安の40ドル06セント。一時、心理的な節目の40ドルを割りました。金相場は小幅高、13カ月ぶりの高値でした。

NY時間01日 午後4時、東京02日午前5時の数字を表示しています。

[August 01, 2016]  No 031843459

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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