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2016/07/21マーケット: 円安どこまで、トルコリラ売り

「ポンド堅調」    

ドル円=106.86円、 ユーロドル=1.1014ドル、 ポンド円=141.01円、
トルコリラ円=34.53円、豪ドルドル=0.7475ドル、NZドルドル=0.7024ドル


20日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが堅調でした。

アメリカ経済の堅調さを示す経済データが相次ぎ、FRBが年内に利上げするとの観測が広がっています。CMEのFEDウォッチによりますと、今年12月までにFRBが利上げする確率は40%、2週間前は20%未満でした。

米ドルは対円で106円台後半に上昇しました。米国債利回りが上昇、米ドル買いを誘いました。

日米の金融政策の違いを背景に、米ドル高円安が一段進むとの見方が増えています。

スコシアバンクは、米ドル円は目先、100日移動平均の108円40銭を目指すだろうとコメントしました。

一方、香港のヴァンダ・リサーチの幹部は、米ドル円が今後2、3カ月で110円に上昇、年末には115円まで米ドル高が進むだろうとの見方をCNBCに示しました。

ユーロは対米ドルで下落。対円では上昇しました。BofAメリルリンチは顧客向けメモで、ECBが21日の理事会で、追加緩和策を近く実施する手がかりを示すだろうとコメントしました。

ポンドは対米ドルで上昇。対円では141円台に急上昇しました。イングランド銀行は、EU離脱決定後に景気が急減速する兆候が見られないとの認識を示しました。また、金融政策委員会のフォーブス委員が、利下げを急いでする必要がないとテレグラフのインタビューに答えたことが材料視されました。

トルコリラは対米ドルで急落、過去最安値を更新しました。クロス取引の対円相場も安く取引されました。S&Pがトルコ国債の格付けをBBに格下げ、アウトルック(見通し)を安定的からネガティブに変更したことが影響しました。クーデター未遂事件後のエルドアン大統領による7万人規模の「粛清」に対する懸念が広がっています。多数の男性が裸で手を後ろに縛られた写真が欧米メディアに掲載されました。

南アフリカランドの対円相場は小動きでした。

カナダドルは対円で堅調でした。

豪ドルとNZドルは、それぞれの中銀が8月に利下げするとの観測が根強く、対米ドルで下落しました。対円ではほぼ横ばいでした。

「ダウ、連日の最高値」

英FTSE100 6728p (+31p) 独DAX 10142 p (+160 p) 仏CAC 4379 p (+49 p)

20日のヨーロッパの株式相場は上昇しました。テクノロジー株が上げを主導しました。売り込まれていたフランクフルトのDAXは1.61%上昇しました。

米ダウ 18595ドル (+36ドル)  S&P500 2173 p (+9 p)  ナスダック 5089 p(+53 p)

ニューヨーク株式相場は上昇しました。ダウは連日の最高値更新。バイオ関連株が軒並み上昇、ナスダックは大幅高でした。決算が強かったマイクロソフトとモルガン・スタンレーがそれぞれ高く取引されました。

ニューヨーク原油相場は反発。金相場は下落しました。

NY時間20日午後4時、東京21日午前5時の数字を表示しています。

[July 20, 2016]  No 031843452

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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