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2016/07/20マーケット: トルコリラ沈む、豪ドル安い

「米ドル円小動き」
    
ドル円=106.07円、 ユーロドル=1.1017ドル、 ポンド円=138.88円、
トルコリラ円=34.82円、豪ドルドル=0.7503ドル、NZドルドル=0.7044ドル


19日の欧米の外国為替マーケットでは、リスク回避ムードが強まりました。円と米ドルが堅調な一方、新興国通貨と資源国通貨が売られました。

アメリカの住宅着工件数が強く、経済の堅調さを示しました。有力なFEDウォッチャーとして知られるThe Wall Street Journalのジョン・ヒルセンラス記者は、来週のFOMCは金利を据え置くとみられるが、早ければ9月にもFRBが利上げする可能性があると連名記事で伝えました。

米ドルは対円で小動き。米国債利回りは小幅低下しました。BofAメリルリンチの投資家センチメント調査では、日銀の緩和期待が大きいものの、ポジショニングの大きな変化がないことがわかりました。日銀の緩和の効果に懐疑的な見方かもしれないとしています。

ユーロは対米ドルで下落、対円でも安く取引されました。

ポンドの対円相場は138円台に下落しました。

新興国通貨は下落。南アフリカランドが安く取引されました。

トルコリラは対米ドル、対円で急落しました。トルコ中銀の利下げも影響しましたが、それより、エルドアン大統領の「粛清」とも言えるクーデター未遂事件の関係者の追及に対する懸念がトルコリラ売りを誘いました。イスタンブールの株式相場も急落しました。トルコ教育省が19日、1577人の大学学部長の辞任を求め、1万5000人以上の教育関係者を解雇しました。投資家が衝撃をもって受けとめました

原油価格が下落。カナダドルの対円相場が軟調でした。

豪ドルは対米ドル、対円で大幅安。オーストラリア中銀の議事録が予想よりハト派的で、8月利下げ観測が広がりました。

NZドルも売られました。ニュージーランド中銀が住宅市場の過熱感を冷やすことを目的に融資規制を強化しましたが、これが8月利下げの準備と受け止められました。乳製品のオークションは小動き。GDT価格指数は横ばいでした。

「ダウ、10日続伸」

英FTSE100 6697p (+1p) 独DAX 9981p (-81p) 仏CAC 4330p (-27p)

19日のヨーロッパの株式相場はまちまちでした。フランクフルトのDAXは利益確定の売りで下落しましたが、ロンドンのFTSEは小幅ながら続伸しました。

米ダウ 18559 ドル(+25ドル)  S&P500 2163p (-3p)  ナスダック 5036p(-19p)

ニューヨークの株式相場もまちまち。マクドナルドの上昇が寄与してダウは10日続伸しました。個別には、海外の契約者数が予想を大幅に下回ったNetflixが急落しました。

取引終了後に発表されたマイクロソフトの決算は予想を上回りました。時間外取引で急上昇しました。

ニューヨーク原油相場の終値は1.3%安の44ドル65セント。金相場は0.26%高の1332ドルでした。

NY時間19日午後4時、東京20日午前5時の数字を表示しています。

[July 19, 2016]  No 031843451

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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