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2016/07/01マーケット: ポンド売り再び、トルコリラ堅調

「ユーロ軟調」 

ドル円=103.23円、 ユーロドル=1.1095ドル、 ポンド円=137.45円、トルコリラ円=35.81円、豪ドルドル=0.7455ドル、NZドルドル=0.7137ドル

30日の欧米の外国為替マーケットでは、ポンドが売られました。

イギリスの国民投票でEU離脱を決めた後、ポンドが2日連続で急落した後、落ち着きました。しかし、30日の取引でポンド売りが再燃しました。ジョンソン前ロンドン市長のサプライズの不出馬は影響しませんでしたが、イングランド銀行のカーニー総裁のハト派的な会見に大きく反応しました。カーニー総裁は、不安定な状況が当面続くとして、夏にかけて景気刺激策を導入することを示唆しました。8月にも利下げするとの見方が浮上しました。

ポンドは対米ドルで急落。対円では一時135円台まで売られました。

ユーロも売られました。対米ドルで下落、対円では横ばいでした。S&Pは30日、EUの長期信用格付けを「AA プラス」から「AA」に一段階引き下げました。

米ドルは対円で上昇しました。米国債の利回りが上昇に転じ、それに連動する形で米ドル買いが増えました。BKアセット・マネージメントのストラテジストは、円が104円まで下落する可能性があるとコメントしました。

原油価格が下落しましたが、株高を好感し、南アフリカランドは対円で堅調でした。Brexitへの過度の懸念が後退したことがランドを支えています。

トルコリラは堅調でした。対円で上昇しました。多くの犠牲者を出したアタチュルク空港での自爆テロを受け、治安悪化への懸念が高まっています。一方で、ロシアとの関係が改善方向にあり、プーチン大統領がトルコに対する経済政策の解除を検討していると伝えられ、それを好感してトルコリラが買われました。

カナダドルは対米ドルでほぼ横ばい。対円で上昇しました。

豪ドルは対米ドルでやや軟調でした。オフショア市場で中国の人民元相場が一時6か月ぶりの安値をつけたことが影響しました。豪ドルの対円相場は上昇しました。

NZドルは堅調に推移しました。

「米株、3日続伸」

英FTSE100 6504p (+144p) 独DAX 9680p (+67p) 仏CAC 4237p (+42p)

30日のヨーロッパの株式相場は続伸しました。終盤の取引でイングランド銀行のカーニー総裁のハト派的な発言が伝えられ、上げ幅を広げました。ロンドンのFTSEの上昇率は2.27%高と大幅でした。

ダウ 17929ドル (+235ドル)  S&P500 2098p (+28p)  ナスダック 4842p(+63p)

ニューヨーク株式相場は3日続伸。3Mとゴールドマン・サックスがダウの上昇に寄与しました。個別には、チョコレート大手のハーシーが、モンデリーズによる買収報道で急上昇しました。ただ、ハーシーの取締役会は提案を拒否することを決めました。

ニューヨーク原油相場は3.11%安の48ドル33セント。金相場は0.47%安の1320ドルでした。

NY時間30日 午後4時、東京時間01日午前5時の数字を表示しています。

[June 30, 2016]  No 031843439

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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