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2016/06/14マーケット: 円に幅広い買い、一時ポンド150円割れ

「ユーロ円は120円割れ」 

ドル円=106.17円、 ユーロドル=1.1295ドル、 ポンド円=151.14円、トルコリラ円=36.30円、豪ドルドル=0.7387ドル、NZドルドル=0.7048ドル

13日の欧米の外国為替マーケットでは、EU離脱の是非を問う23日のイギリスの国民投票に対する警戒感から安全資産とされる円が幅広く買われました。

ユーロは対円で節目の120円割れ。ポンド円は一時150円を割り149円台半ばまで売られました。

BofAメリルリンチは顧客向けレポートの中で、ベースシナリオは引き続き残留派が勝利すると想定しているが、不透明感が極めて強いとコメントしました。離脱が選択された場合、イングランド銀行が8月に政策金利を0.50%引き下げると予想するとしています。

米ドルは対円で一時105円70銭近辺まで売られました。後半の取引では106円ちょうど〜20銭近辺で推移しました。FRBが明日14日から2日間の日程で金融政策を決めるFOMCを開催します。5月の雇用統計が非常に弱く、イギリスの国民投票を控えていることもあり、金利を据え置くと予想されています。米2年債、米10年債の利回りはそれぞれ低下しました。

BKアセットマネージメントのストラテジストは、米ドル円が年初来安値の105円50銭をトライするだろうとコメントしました。

新興国通貨は対米ドルで小幅高。トルコリラは対米ドルで堅調でしたが、クロス取引の対円ではやや軟調でした。

南アフリカランドの対円相場は小動きでした。

原油価格が続落。原油に敏感なカナダドルの対円相場は安く取引されました。

豪ドルは対米ドルで小幅高、対円で下落しました。イギリスの国民投票の行方が不透明、FOMCを控えているため、積極的な売買が控えられました。NZドルは対米ドルでやや軟調、対円で安く推移しました。

「米株続落」

ダウ 17732ドル (-132ドル)  S&P500 2079p (-17p)  ナスダック 4848p(-46p)

13日のニューヨーク株式相場は続落しました。Brexit投票の不透明感から恐怖指数であるVIXが3カ月ぶりの高水準をつけ、心理が悪化しました。この日の安値で取引を終えました

個別には、マイクロソフトが262億ドルで買収すると発表したビジネス交流サイトのリンクトインが急上昇しました。思惑でツィッターも高く取引されました。マイクロソフトは2.6%下落しました。

ニューヨーク原油相場は続落しました。終値は0.39%安の48ドル88セント。

金相場は0.86%高の1286ドルでした。

NY時間13日 午後4時、東京時間14日午前5時の数字を表示しています。

[June 13, 2016]  No 031843426

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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