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2016/05/25マーケット: 「1ドル=113円」との見方

「米ドル堅調」 

ドル円=109.97円、 ユーロドル=1.1141ドル、 ポンド円=160.84円、トルコリラ円=37.28円、豪ドルドル=0.7177ドル、NZドルドル=0.6732ドル

24日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが対主要通貨で堅調でした。

サンフランシスコ地区連銀とセントルイス地区連銀の総裁に続いて、フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁が23日夜、6月利上げを示唆したことが材料視されました。ハッカー氏は、経済指標が悪化しなければ、6月の会合で利上げすべきだとの見方を示しました。

米ドルの対円相場は110円ちょうど近辺に上昇しました。米国債利回りが上昇、ニューヨーク株式相場が大幅高で取引されたことも米ドル買いにつながりました。

BofAメリルリンチは、米ドル円について、テクニカル分析のエリオット波動の中間反騰を示すB波が進行中であること、日本の消費税増税延期と財政出動の発表の可能性があること、日銀の追加緩和の可能性などから、1米ドル=113円が視野に入っていると顧客向けメモでコメントしました。ただ、秋には円高が再開、1米ドル=100円シナリオを維持するとしています。

一方、BKアセット・マネージメントのストラテジストは、米ドル円が112円に向かっているとコメントしました。

ユーロは対米ドルで下落。ポンドは対米ドル、対円で高く取引されました。

トルコリラは、シムシェキ副首相の留任を好感、対円で大幅高でした。

原油価格が上昇、カナダドルが堅調でした。

資源国通貨の南アフリカランドの対円相場は上昇しました。

豪ドルは対米ドルで下落、対円でほぼ横ばいでした。豪中銀総裁が追加利下げを示唆したことが材料視されました。NZドルは対米ドルで小幅安、対円で小幅高でした。

「米株大幅高」

ダウ 17706ドル (+213ドル)  S&P500 2076p (+28p)  ナスダック 4861p(+95p)

24日のニューヨーク株式相場は大幅高でした。ヨーロッパの株式相場の上昇、アメリカの新築一戸建て住宅販売が8年ぶりの高水準になったことを好感しました。ナスダックの上昇率は2%に達しました。個別には、決算が強かった住宅建設のトール・ブラザーズが急上昇しました。

ニューヨークの原油相場は1.12%高の48ドル62セント。金相場は1.78%安の1229ドルでした。

NY時間24日 午後4時、東京時間25日午前5時の数字です。

[May 24, 2016]  No 031843413

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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