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2016/05/19マーケット: 6月利上げ観測、米ドル押し上げる

「ポンド堅調」    

ドル円=110.16円、 ユーロドル=1.1221ドル、 ポンド円=160.66円、
トルコリラ円=36.77円、豪ドルドル=0.7222ドル、NZドルドル=0.6730ドル


18日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが幅広く買われました。

米ドルが買われたのは、FRBが予想以上に速いペースで追加利上げするとの観測が広がったことが背景です。ダラス地区連銀のカプラン総裁が近い将来の追加利上げを示唆。アトランタ地区連銀のロックハート総裁とサンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁が、それぞれ年内に2回もしくは3回の利上げがある可能性があるとの見方を示しました。

さらに、FOMCの議事要旨が米ドル買いを誘いました。議事要旨は、経済指標が改善すれば、FRBが6月の会合で利上げする可能性が高いことを示唆、タカ派的な内容でした。

CMEフェッドウォッチによりますと、 先物市場は6月会合での利上げ確率が34%あると予想しました。FOMC議事要旨公表前は19%でした。7月利上げ確率は50%、9月は65%、11月は68%、そして12月が80%となっています。

米ドルは対円で上昇。節目の110円台にのせました。米国債利回りが上昇したことも米ドルにポジティブでした。

ユーロは対米ドルで下落しました。

ポンドは堅調でした。対円では160円台に上昇しました。6月23日のEU離脱の是非を問うイギリスの国民投票について、最新の調査で残留派の支持が増えていることに敏感に反応しました。

トルコリラの対円相場はほぼ横ばいでした。

南アフリカランドの対円相場は下落しました。ズマ大統領とゴーダハン財務相の対立が深刻化、政局不安が南アフリカの金融資産の売却につながっています。

原油価格が上昇、カナダドルの対円相場はやや堅調でした。

豪ドルとNZドルは、それぞれ安く取引されました。

「米株、議事録にゆれる」

ダウ 17526ドル (-3ドル)  S&P500 2047p (0p)  ナスダック 4739p(+23p)

18日のニューヨーク株式相場は軟調でした。FOMC議事要旨を受け、売りがやや優勢になりました。金融株は高く取引されました。ブルームバーグによりますと、ゴールドマン・サックスは、株式を売却し、現金を保有するよう顧客に推奨しました。

ニューヨーク原油相場の終値は0.25%安の48ドル19セント。金相場は0.20%安の1274ドルでした。

NY時間18日午後4時、東京時間19日午前5時の数字です。

[May 18, 2016]  No 031843409

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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