2分でわかるアメリカ

2016/05/17マーケット: 南アランド急落

「円軟調」

ドル円=109.02円、 ユーロドル=1.1318ドル、 ポンド円=156.99円、トルコリラ円=36.59円、豪ドルドル=0.7288ドル、NZドルドル=0.6789ドル

16日の欧米の外国為替マーケットでは、円が軟調に推移しました。

財務省で国際金融政策を担当する浅川財務官が日経新聞のインタビューで、状況次第で為替介入に踏み切る姿勢を示しました。踏み込んだ口先介入を受け、米ドルが対円で上昇しました。米国債利回りが上昇、ニューヨーク株式相場が高く推移したことも米ドルにポジティブでした。G7会議を控え、日本の当局の介入をめぐる思惑が、目先の相場を左右しそうです。

ユーロは対米ドルで小幅高でした。

ポンドは対円で157円ちょうど近辺で推移しました。

この日目立ったのは、南アフリカランドの下げ。対米ドル、対円で急落しました。ヨハネスブルクのサンデー・タイムズが、南アフリカのゴードハン財務相について、前職の国税当局のトップ時代に不正があったとして検察が捜査しており、近く逮捕されると報じました。財務相は去年末に就任したばかり。政局の不透明感が嫌気されました。

トルコリラの対円相場はほぼ横ばいでした。

原油価格が上昇。カナダドルの対円相場が上昇しました。

豪ドルとNZドルは、それぞれ対米ドル、対円で高く取引されました。

「米株上昇」

ダウ 17710ドル (+175ドル)  S&P500 2066p (+20p)  ナスダック 4775p(+57p)

16日のニューヨーク株式相場は大幅に上昇しました。アップルが買いを集め、3.7%高と大幅上昇したことで、心理が改善しました。

ニューヨーク原油相場は3.27%高の47ドル72セント。金相場は0.12%高の1274ドルでした。

NY時間16日 午後4時、東京時間17日午前5時の数字です。

[May 16, 2016]  No 031843407

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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