2分でわかるアメリカ

2016/04/27マーケット: ポジション巻き戻し、ポンド押し上げ

「米ドル円小幅高」    

ドル円=111.43円、 ユーロドル=1.1285ドル、 ポンド円=162.33円、
トルコリラ円=39.44円、豪ドルドル=0.7734ドル、NZドルドル=0.6886ドル


26日の欧米の外国為替マーケットでは、FRBと日銀の会合の結果発表を控え、全体的に様子見ムードが広がりました。ポンドの上昇が目立ちました。

ポンドは対米ドルで上昇。対円では162円台まで買われました。

シティグループのストラテジストはFTに対し、50億ドル規模のポンドのショート(売り)ポジションのうち、22億ドル規模が巻き戻ったとコメントました。ポジション調整がポンド押し上げ要因となりました。

イギリス政府がこの日、50年債を発行しましたが、強い引き合いがありました。EU離脱の是非を問うイギリスの国民投票に関する最近の世論調査で、残留派が優勢となっていることもポンド買いにつながりました。ただ、ICMが26日発表した調査では、離脱派が46%と、残留派の44%を上回りました。

米ドルは全体的に軟調でした。アメリカの消費者信頼感指数と耐久財受注が予想を下回り、FRBが利上げを急がないとの見方が広がりました。FRBは26日、2日間の予定でFOMCを始めました。

ユーロは対米ドルで小幅高でした。

米ドルは対円では上昇しました。米国債利回りが上昇したこと、日銀が今週の会合で追加緩和を決めるとの見方が米ドル買いを誘いました。ただ、米ドルの上げ幅は限定的でした。

トルコリラは対米ドルで上昇、対円で大幅高でした。

原油価格が上昇、カナダドルが堅調でした。

資源国通貨としての豪ドル、NZドルがそれぞれ高く取り引きされました。

南アフリカランドの対円相場は上昇しました。

「米株まちまち」

ダウ 17990ドル (+13ドル)  S&P500 2091p (+3p)  ナスダック 4888p(-7p)

26日のニューヨーク株式相場はまちまちでした。FOMCの結果が明日発表されるのを控え、様子見ムードが広がりました。ナスダックは4日連続で下落しました。

ニューヨーク原油相場の終値は3.28%高の44ドル04セント。金相場は0.26%高の1243ドルでした。

NY時間26日午後4時、東京時間27日午前5時の数字です。

[April 26, 2016]  No 031843393

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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