2分でわかるアメリカ

2016/04/20マーケット: 資源国通貨続伸、NZドル高い

「米ドル円小幅高」    

ドル円=109.13円、 ユーロドル=1.1356ドル、 ポンド円=157.14円、
トルコリラ円=38.52円、豪ドルドル=0.7815ドル、NZドルドル=0.7048ドル


19日の欧米の外国為替マーケットでは、資源国通貨の上昇が目立ちました。

産油国クウェートのストライキが3日目に入り、需給が改善するとの期待から原油価格が上昇しました。さらに、中国経済の減速への懸念が後退、弱いアメリカの経済指標を受けFRBの追加利上げが後ずれするとの見方が広がりました。リスク選好ムードが強まりました。

特に、NZドルは対米ドル、対円で大幅に上昇しました。19日に実施されたフォンテラの乳製品のオークションが予想以上に堅調。GDT価格指数が3.8%上昇しました。ニュージーランドの主力である粉ミルクの落札価格が7.5%上昇したことが全体に寄与し、好感されました。

豪ドルも大幅高で取引されました。

原油高を受け、カナダドルの対円相場は86円台に急上昇しました。

資源国通貨としての南アフリカランドも大幅高でした。

リスク選好で新興国通貨が全体に高く、トリコリラの対円相場は38円台半ばに値を上げました。

米ドルは対円で小幅高。米国債利回りが上昇したことが米ドルを支えました。

ユーロは対米ドルで上昇。対円では124円台に上昇しました。

ポンドの対円相場は157円台まで買われました。イングランド銀行のカーニー総裁は、6月の国民投票をめぐる不透明感がイギリス経済の重石になっているとの認識を示しました。

「米株まちまち」

ダウ 18053ドル (+49ドル)  S&P500 2100p (+6p)  ナスダック 4940p(-19p)

19日のニューヨーク株式相場はまちまちでした。エネルギー株や金融株が堅調でしたが、テクノロジー株は軟調でした。ダウとS&P500は年初来高値を更新しました。個別には、IBM、Netflixが急落しました。

ニューヨーク原油相場の終値は3.27%高の41ドル08セント。金相場は1.56%高の1254ドルでした。

NY時間19日午後4時、東京時間20日午前5時の数字です。

[April 19, 2016]  No 031843388

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

NOTE

このレポートは、Market Editors が信頼に値すると判断した情報を基に作成されています。あくまでも情報提供が目的であり、その結果について責任を負うものではありません。投資に関しましては、投資家ご自身の判断に基づき決定してください。無断転載や引用を禁じます。

Market Editors
【データ提供】

PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

バックナンバー

「日刊2分でわかるアメリカ(2分でアメリカを見る)」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ