2分でわかるアメリカ

2016/04/15マーケット: 豪ドル高い、ポンド軟調

「米ドル円横ばい」    

ドル円=109.39円、 ユーロドル=1.1257ドル、 ポンド円=154.83円、
トルコリラ円=38.31円、豪ドルドル=0.7692ドル、NZドルドル=0.6851ドル


14日の欧米マーケットでは、米ドルの対円相場がほぼ横ばいでした。

アメリカの3月の消費者物価指数が予想を下回ったことが材料に。FRBが追加利上げに慎重になるとの観測が広がりました。アトランタ地区連銀のロックハート総裁は、今月のFOMCでの利上げは支持しないとするとともに、6月利上げを支持するには高いハードルがあると述べました。米国債利回りが上昇しましたが、影響は限定的でした。

日銀の黒田総裁がニューヨークで、選択肢が多い、必要であれば適切に対応すると発言しました。黒田総裁は、G20財務相・中央銀行総裁会議に出席するためワシントンDCに向かいます。

ユーロは対米ドルで小動き。ややユーロ売りが優勢でした。

ポンドは対米ドル、対円で軟調でした。イングランド銀行は14日、定例の金融政策委員会を開き、政策を据え置くことを決めました。議事要旨では、イギリスがEUを離脱した場合、ポンドなどの資産価格に著しい影響が出るとの見解が示されました。一方、YouGovの最新の世論調査では、EU残留を呼びかけているキャメロン首相の支持率が21%と、2月の調査から8ポイント低下しました。

原油相場が下落。原油に敏感なカナダドルの対円相場は小幅安でした。

南アフリカランドは小動きでした。

トルコリラの対円相場はほぼ横ばいでした。

豪ドルは対米ドル、対円で上昇しました。予想を上回るオーストラリアの雇用統計を受け、追加緩和観測がやや後退しました。このところ、経済指標を材料とした豪ドルの動きが短期で終わるパターンが増えています。雇用統計を材料にした豪ドル買いがいつまで続くかが注目です。

NZドルは軟調でした。

「米株まちまち」

ダウ 17926ドル (+18ドル)  S&P500 2082p (+0.3p)  ナスダック 4945p(-1p)

14日のニューヨーク株式相場はまちまちでした。中国のGDP発表を控え、積極的な取引が控えられました。

ニューヨーク原油相場は0.62%安の41ドル50セント。ドーハでの産油国会議を週末に控え、利益確定の売りが増えました。

金相場は1.74%安の1226ドルでした。

NY時間14日午後4時、東京時間15日午前5時の数字です。

[April 14, 2016]  No 031843385

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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