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2016/04/14マーケット: 米ドルに幅広い買い

「米ドル円堅調」    

ドル円=109.27円、 ユーロドル=1.1276ドル、 ポンド円=155.21円、
トルコリラ円=38.35円、豪ドルドル=0.7652ドル、NZドルドル=0.6915ドル

13日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが幅広く買われました。

中国の強めの経済指標、株高などを受け心理が改善し、投資家を米ドル買いに向かわせました。アメリカの小売売上高と生産者物価指数が弱く、米国債利回りが小幅低下したことで米ドルが上げ幅を縮める局面もありました。

ベージュブックと呼ばれるFRBの地区連銀経済報告では、経済活動が引き続き拡大、一部の地域で賃金が上向きになっているとの認識が示されました。ベージュブック発表後も、米ドルは高水準を維持しました。

FRBのイエレン議長はタイム誌とのインタビューの中で、間違いを犯す危険を回避するため、金融政策の慎重なアプローチが好ましいとの考えを示しました。

米ドルは対円で109円台に上昇しました。円は全体的に軟調でした。

ユーロは対米ドルで下落しました。

ポンドの対円相場は155円台に上昇しました。ただ、Brexitへの懸念が根強く、上値の重さが意識されました。イギリスのICMの最新の世論調査では、45%がEU離脱を支持、残留42%を上回りました。

原油相場は下落。原油に敏感なカナダドルは対米ドルで小幅安、対円では上昇しました。カナダの中央銀行は金融政策委員会で政策金利を0.50%に据え置くことを決めました。声明でトルドー政権の経済政策がGDPを底上げするとの見通しを示しました。また、カナダドルのこのところの上昇が輸出の阻害要因になると指摘しました。

南アフリカランドの対円相場は高く取り引きされました。

トルコリラは対円で上昇しました。

豪ドルは対米ドルで小幅安、対円で小幅高。NZドルも類似した動きでした。

「米株大幅続伸、銀行株高い」

ダウ 17908ドル (+187ドル)  S&P500 2082p (+20p)  ナスダック 4947p(+75p)

13日のニューヨーク株式相場は大幅続伸しました。JPモルガン・チェースの決算が予想より良好で銀行株が主導する形で上昇しました。個別には、雇用条件の改善を求めた4万人の組合員がストライキ入りした通信大手ベライゾンが下落しました。

ニューヨーク原油相場は0.97%安の41ドル76セント。

金相場は1%安の1248ドルでした。

NY時間13日午後4時、東京時間14日午前5時の数字です。

[April 13, 2016]  No 031843384

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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