2分でわかるアメリカ

2016/03/30マーケット: 米ドルに幅広い売り、円は軟調

「ポンド堅調」    

ドル円=112.74円、 ユーロドル=1.1290ドル、 ポンド円=162.16円、
トルコリラ円=39.70円、豪ドルドル=0.7628ドル、NZドルドル=0.6848ドル


29日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが幅広く売られました。

FRBのイエレン議長の講演がハト派的な内容だったことに敏感に反応しました。ロイターによりますと、マーケットが予想する6月利上げの確率は講演前の51%から43%に低下しました。

米ドルは対円で下落。米国債利回りが低下し、米ドル売りを誘いました。ただ、リスク選好ムードが高まったことで、円は対米ドル以外では軟調でした。

ユーロは対米ドルで上昇。一時1.13ちょうど近辺までユーロが買われました。

ポンドは対米ドルで堅調。対円では162円台に上昇しました。イングランド銀行が、イギリスのEU離脱によるリスクを指摘しましたが、影響は限定的でした。

新興国通貨は全体的に堅調。トルコリラの対円相場は39円台後半に上昇しました。

原油価格が下落しましたが、カナダドルは堅調でした。

資源国通貨としての南アフリカランドは対円で上昇しました。

豪ドル、NZドルは対米ドル、対円で高く取引されました。

「米株高い」

ダウ 17633ドル (+97ドル)  S&P500 2055p (+17p)  ナスダック 4846p(+79p)

29日のニューヨーク株式相場は上昇しました。イエレン議長の講演を受け、リスク選好の買いが優勢でした。アップルが大幅高、インテルやMicrosoftなどの大型株が上昇しました。ダウとS&P500は、年初来高値で取引を終えました。

ニューヨークの原油相場は2.82%安の38ドル28セントでした。金相場は1.27%高の1237.5ドルで取引を終えました。

NY時間29日午後4時、東京時間30日午前5時の数字です。

米国時間の明日30日は、都合によりお休みします。翌31日に再開します。

 [March 29, 2016]  No 031843374

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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