2分でわかるアメリカ

2016/03/22マーケット: ポンド安い、米ドル堅調

「米ドル円小幅高」
    
ドル円=111.86円、 ユーロドル=1.1241ドル、 ポンド円=160.76円、
トルコリラ円=39.04円、豪ドルドル=0.7581ドル、NZドル/ドル=0.6759ドル


21日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが堅調でした。ポンドの下げが目立ちました。

イギリスのEU離脱の是非を問う国民投票を6月に控え、キャメロン政権のダンカンスミス雇用・年金相が辞任しました。政府の社会保障費の削減方針への懸念が辞任の理由だとしています。ダンカンスミス氏は、保守党の党首を務めたことがある重鎮。保守党で意見が分かれていることが表面化し、波紋が広がりました。

ポンドは対米ドルで下落。対円でも安く取引されました。

ユーロは対米ドルで軟調でした。FTによりますと、RBSキャピタル・マーケッツは、「ユーロドルは売り時」だとコメントしました。目標は1.1050ドルだとしています。

米ドルは堅調でしたが、上げ幅は限定的。BNPパリバのアナリストは、「米ドルのブル(強気)相場は長期的な停止状態にある」とWSJにコメントしました。

米ドルは対円では小幅高でした。アメリカの3月のミシガン大消費者信頼感指数と2月の中古住宅販売が予想を下回りましたが、影響は限定的でした。米国債利回りが上昇、米ドル買いを誘いました。

トルコリラは対米ドルで小幅高。対円で39円台に上昇しました。週末にイスタンブールで爆弾テロ事件が発生しましたが、積極的なトルコリラ売りにはつながりませんでした。

南アフリカランドの対円相場は小動きでした。

原油価格が上昇しましたが、カナダドルの対円相場は小幅安でした。

豪ドルとNZドルは、それぞれやや軟調でした。

「米株小幅高」

ダウ 17624 ドル(+21ドル)  S&P500 2051p (+2p)  ナスダック 4808p(+13p)

21日のニューヨーク株式相場は小幅高でした。個別には、KBWのアナリストが好意的なコメントを出したシティグループが上昇しました。反面、業績見通しを引き下げたゴールドマン・サックスが下落しました。

ニューヨーク原油相場の終値は1.19%高の41ドル54セント。金相場は0.81%安の1244ドルで取引を終えました。

NY時間21日午後4時、東京時間22日午前5時の数字です。

 [March 21, 2016]  No 031843368

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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