2分でわかるアメリカ

2016/03/17マーケット: 米ドル売り、利回り低下、株高

「米ドル円下落」    

ドル円=112.55円、 ユーロドル=1.1223ドル、 ポンド円=160.47円、
トルコリラ円=39.19円、豪ドルドル=0.7552ドル、NZドルドル=0.6717ドル


16日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが売られました。主要通貨に対する米ドル相場の動きを示す米ドル指数が1%近く低下しました。

FRBが、年内の利上げペースに関する見通しを、12月時点の4回から2回の利上げに下方修正したことが影響しました。FOMC声明発表後に米2年債、米10年債の利回りがそれぞれ低下、米ドル売りを誘いました。

FOMC声明発表の前は、アメリカの2月のコアCPIが予想以上に上昇、2月の住宅着工件数が5ヶ月ぶりの高水準になったことを受け、米ドルが堅調に推移していました。

米ドルは対円で112円台に下落しました。日銀の黒田総裁が衆院財政金融委員会で、マイナス金利の追加引き下げの可能性を示唆しましたが、影響は限定的でした。

ユーロは対米ドル、対円で上昇しました。

ポンドの対円相場は反発しました。

カタールのエネルギー相が16日、OPECと非加盟産油国が、4月17日にドーハで会合を開くことを明らかにしました。ロシアとサウジアラビアなどが2月に合意した増産凍結について話し合う予定です。これを受け、原油価格が大幅に上昇、原油に敏感なカナダドルが上昇しました。資源国通貨の南アフリカランドも買われました。

新興国通貨は対米ドルで堅調。トルコリラの対円相場は上昇しました。

豪ドルとNZドルはそれぞれ、対米ドル、対円で高く取引されました。

「米株上昇」

ダウ 17325ドル (+74ドル)  S&P500 2027p (+11p)  ナスダック 4763p(+35p)

16日のニューヨーク株式相場は上昇しました。原油高、FOMC声明がハト派的だったことを好感しました。シェブロン、キャタピラー、IBMが上げをけん引しました。

ニューヨーク原油相場は5.83%高の38ドル46セントで取引を終えました。金相場の終値は0.10%安の1229ドルでした。

NY時間16日午後4時、東京時間17日午前5時の数字です。

 [March 16, 2016]  No 031843366

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

NOTE

このレポートは、Market Editors が信頼に値すると判断した情報を基に作成されています。あくまでも情報提供が目的であり、その結果について責任を負うものではありません。投資に関しましては、投資家ご自身の判断に基づき決定してください。無断転載や引用を禁じます。

Market Editors
【データ提供】

PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

バックナンバー

「日刊2分でわかるアメリカ(2分でアメリカを見る)」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ