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2016/03/01マーケット: 円買い再び、ユーロ軟調

「ポンドまちまち」    

ドル円=112.71円、 ユーロドル=1.0875ドル、 ポンド円=156.85円、
トルコリラ円=37.97円、豪ドルドル=0.7136ドル、NZドルドル=0.6586ドル


29日の欧米の外国為替マーケットでは、円が幅広く買われました。

週末のG20財務相・中央銀行総裁会議が、不安定なマーケットへの懸念を表明する声明を発表したものの、協調行動で合意できなかったと受けとめられました。このため、逃避の円買いが再開しました。

米ドルは対円で下落。アメリカの中古住宅販売仮契約指数とシカゴ地区購買部協会指数など弱い経済指標の発表が相次いだことが影響しました。米10年債利回りが低下、米ドル売りを誘いました。

ユーロは軟調。対米ドル、対円で売られました。ユーロ圏の2月のCPIが弱かったことを受け、償還期限が8年までのドイツ国債の利回りがマイナス圏で推移しました。

ポンドは対米ドルで小幅高。対円では下落しました。イギリス政府は、EUから離脱した場合、10年以上に渡って不透明な状況が続くと警告しました。

南アフリカランドは上昇しました。先週末までの大幅な下げを受けた調整とみられています。スタンダード・バンクのアナリストは、「ランドが再び急激に下落する恐れがある」と南アのタイムズ紙にコメントしました。

トルコリラの対円相場はやや軟調でした。

原油相場が上昇しましたが、カナダドルは対米ドルで下落、対円で大幅安でした。カナダの1月の生産者物価指数は前月比で0.5%上昇と、半年ぶりのプラスに転じました。

豪ドルの対米ドル相場は中銀の政策金利発表待ちで小動き。NZドルは軟調でした。

「米株下落」

ダウ 16516ドル (-123ドル)  S&P500 1932p (-15p)  ナスダック 4557p(-32p)

29日のニューヨーク株式相場は下落しました。方向感がない展開が続きましたが、終盤に売られました。週末のG20への失望が売りを誘いました。

ニューヨーク原油相場の終値は2.96%高の33ドル75セントでした。

金相場は1.15%高の1234ドルで取引を終えました。

NY時間29日午後4時、東京時間01日午前6時の数字です。

 [February 29, 2016]  No 031843354

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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