株価指数売買戦略レポート

二人のストラテジストが相場状況に応じて、適宜更新

2017/12/07 14:23FOMCで年末高の流れへ?!

【マーケットサマリ】
前回当欄で取り上げました「感謝祭アノマリー」、途中経過からお伝えしたいと思います。今年の感謝祭は11/23、その前日の22日の日経225の終値は22,429円、NYダウは23,812ポイントでした。そして、現在(執筆時)の数値はそれぞれ、Bidレートで22,474円と24,562ポイント。今のところ、日経225はほぼ横ばい、そしてNYダウはアノマリー通りの展開となっています。因みに、昨日日経225は大きく下落しました。その際の背景としてトランプ大統領の「エルサレムをイスラエルの首都に」との発言が影響したとのことでしたが、個人的には節目の22,500円を下抜けしたこと、さらには、週末のメジャーSQを意識しての動きだったのでは?と考えています。

さて、ではこの後の年末までの動きを考えてみたいと思います。ポイントはFOMCであると考えています。恐らく、今回のFOMCで利上げすることはまず間違いないでしょう。既にその点について市場は織り込み済みです。今回のポイントは来年以降巷で言われている利上げが3回程度行われるのか、そこに主眼が置かれていると思います。ご存知の通り、このところFRB要人からはインフレ鈍化を懸念する声が上がっていることも事実であり、来年の3回程度の利上げを市場は織り込んでいない状況です。それ故、通常であれば、「予想で買われ、結果で売られる」ことも想定されるわけですが、「ドット・チャート」で来年の利上げが3回と示唆されていたなら(別の言い方をするなら9月の見通しと何ら変わりがない)、株高・金利高の同居という流れになるのではないかと言うのが私のシナリオです。冒頭でお伝えした「感謝祭アノマリー」で日経225はまだ横ばいとお伝えしました。過去10年のデータによるとこちらのアノマリー、9勝1敗ですので、まだ日経225のポジションをお持ちでない方は検討してみる価値があるのではないでしょうか。もちろん、相場に絶対はありませんが・・・。

チャートを確認してみましょう。日経225は昨日大きく下げたわけですが、決して売りトレンドが発生しているわけではありません。また、NYダウについては、下段の標準偏差ボラティリティが上昇していることが確認でき、上段のボリンジャーバンドの+0.6σの外で推移していることから、買いトレンドとなっていることが分かります。


<資料1>日経225(日足)

 

<資料2>NYダウ(日足)

M2Jシニアストラテジスト 比嘉 洋

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