株価指数売買戦略レポート

二人のストラテジストが相場状況に応じて、適宜更新

2017/04/27 10:561年前の4月28日に・・・

注目されていましたトランプ政権による税制改革案の骨子が発表されました。

・株式などのキャピタルゲイン税を23.8%から20%に下げる。
・法人税を35%から15%に引き下げ
・海外利益を本国回帰する企業に優遇措置を議会と検討
・中小企業に影響するオバマケア税の廃止
・個人の課税を10%・25%・35%の3段階に簡素化
・個人の最高税率は39.6%から35%へ引き下げ
・基礎控除の2倍引き上げや子育て家庭に税額控除
・遺産税は廃止

ムニューシン財務長官は「米史上最大の減税・税制改革になる」と言っていましたが、目新しい項目、さらには具体的な中身が見えていない現状、ここまで引っ張る内容だったの?と思ったのは、筆者だけではないはずです。トランプ大統領就任100日を目前に帳尻を合わせてきたということかもしれません。

骨子の発表を受け、市場の反応は株安・金利低下となりましたが、いまだ今後に対する期待感も残っているせいか、その下げ幅は限定的なものとなりました。

そのイベントを終えた東京市場、小幅安でのスタートとなっています。GWを目前に控え、本邦機関投資家の動きも調整主体になるとは思いますが、本日、日銀政策決定会合、ECB理事会が予定されており、明日には米第1四半期GDP速報値の発表が予定されています。相場を動かす要因は事欠きません。前者の日欧の政策決定会合ですが、変更はなされないと思いますが、その後の両総裁による会見で動きが出る可能性はありそうです。黒田日銀総裁の記者会見後に、円高に振れやすいことが多々ありました。ドラギ総裁に関しても来月7日の仏大統領決選投票を控えているだけに、慎重な対応に努めるとは思いますが、思わぬところで要人発言が相場の波乱要因になることは頭の片隅にとどめておきたいものです。

そして、1年前の4月28日、北朝鮮はムスダンを発射していたことから、地政学リスクに対する備えも忘れてはなりません。カールビンソンは必要となれば2時間で攻撃できる位置にあり、その緊張感はかなり高まっていると言えるでしょう。

引き続き、60分足をメインとした短い時間軸でのトレードでいつ何時相場が動いたとしても対応できるようにしておきたいものです。今週はかなりこの戦略がワークしています。

<資料1>日経225(60分足)

<資料2>NYダウ(60分足)

来週はGWで市場参加者も減り、流動性も低下することが予想されます。3~5日は現物市場が休場となる一方で、株価指数CFD市場はオープンしています。相場に動きが見られた場合、当レポートも発行する予定にしておりますので、引き続き、参考にしていただけたらと思います。

M2Jシニアストラテジスト 比嘉 洋

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

バックナンバー

「株価指数売買戦略レポート」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

株価指数CFDをご検討の方へ マネースクウェア・ジャパンはあなたの資産運用のパートナーとして、革新的なアイデアを提供し続けます。
各種取引ツール M2J株価指数CFDでご利用いただく取引ツールについてご案内します。 各種トレードツール
ページトップへ