株価指数デイリー・レポート

株価指数の市況や分析・展望を配信。

2018/05/22 16:03独DAX®:イタリア政局やユーロ圏景況感が相場材料に

(本日のレビュー)

22日の日経平均は前日比-42.03円と4営業日ぶりに反落し、22960.34円で取引を終えました。前日の米国市場では、米中貿易摩擦の懸念後退を材料にNYダウが前週末比+298.20ドルの大幅高となりました。ただ、前日の東京市場でその材料が織り込まれていたこともあり、日経平均の上昇材料とはなりませんでした。

(今後の見通し)

本日22日から24日にかけて、米財務省が中期国債の入札を行います。22日に2年物国債、23日に5年物、24日に7年物を合計990億ドル入札する予定です。予定されている5年物入札360憶ドルと7年物入札300憶ドルは、2010年以降で最大規模となる見込みです。

米長期金利は先週、一時2011年7月以来となる3.1%台まで上昇しました。仮に、米国債の需給悪化が示されれば、米金利はさらに上昇する可能性があります。その場合、NYダウにはバリュエーション面から下落圧力が加わる可能性があり、米国債入札の結果に注意を向けておく必要があります。

イタリアのポピュリスト政党「五つ星運動」と極右政党「同盟」は21日、フィレンツェ大法学教授のコンテ氏を次期首相に推薦しました。同氏は政治経験はないものの、「五つ星運動」と近い関係にあるとされています。

マッタレッラ大統領は、本日22日に上下両院のトップと協議を行います。マッタレッラ大統領がコンテ氏を首相に指名した場合、「五つ星運動」と「同盟」は組閣に着手します。早ければ週内にも議会で信任投票を行う可能性があり、イタリア政局を引き続き注視しておく必要があります。

23日に5月のユーロ圏とドイツのマークイット製造業PMIが発表されます。ユーロ圏の景況感は2017年12月をピークに悪化しました。ただし、先週発表された5月のユーロ圏とドイツのZEW景況感は、前者は2.4と4月の1.9から改善し、後者は-8.2と4月から横ばいで、景況感の悪化が一服した可能性が示されました。今週発表される他の景況感を表す指数でも改善が示されれば、独DAX®のサポートとなりそうです。

(アナリスト 根岸慎太郎)

※本文中に記載する内容は主に現物株をベースとしています。

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

※当レポートは現物株を対象としています。

バックナンバー

「株価指数デイリー・レポート」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

株価指数CFDをご検討の方へ マネースクエアはあなたの資産運用のパートナーとして、革新的なアイデアを提供し続けます。
各種取引ツール M2J株価指数CFDでご利用いただく取引ツールについてご案内します。 各種トレードツール
ページトップへ