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2018/05/15 15:28英FTSE100:ブレグジット交渉の行方に注目

(本日のレビュー)

15日の日経平均は前日比-47.84円と4営業日ぶりに反落し、22818.02円で取引を終えました。前日の米国市場でNYダウが8営業日続伸したことなどを好感し、日経平均は一時22900円台まで上昇しました。その後、利益確定の売りが優勢となったことや、軟調なアジア株の動きが嫌気され反落しました。

上海総合指数やCSI300指数(上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成)は小幅安。米国のブランスタッド駐中国大使が通商問題について米中は依然として「かけ離れている」と述べたことや、本日発表された中国の小売売上高や固定資産投資が市場予想を下回ったことが材料視されました。

(今後の見通し)

EUは14日、今秋(≒10月)までの最終合意を目指すブレグジット(英国のEU離脱)交渉について、時間がないと警告しました。EUのバルニエ主席交渉官は、3月以降は「顕著な進展がない」と述べました。ブレグジット交渉では、依然としてアイルランド国境問題などの交渉が難航しています。

ルドリアン仏外相はアイルランド国境問題について、6/28-6/29のEU首脳会議が「最終期限」になるとの見解を示しました。ただ、メイ英首相は、国内の(EU離脱)強硬派と(EUとの一定の協力関係を求める)穏健派の意見を依然としてまとめきれていない模様です。

英FTSE100は14日、英ポンド安などを材料に一時1月23日以来となる7724.55pまで上昇しました。ただし、ブレグジット交渉が難航し、英国がEUと将来に関する協定を結べないままEUを離脱するとの見方が出てくれば、FTSE100の下落材料となる可能性があります。6月までにブレクジット交渉が進展するのか、注目しておく必要があります。

日本時間16日8時50分に日本の第1四半期実質GDPが発表されます。市場予想は前期比年率-0.2%と、9四半期ぶりのマイナス成長が見込まれています。マイナス成長が示された場合、一時的にせよ日経平均の上値を抑える材料となるかもしれません。

(アナリスト 根岸慎太郎)

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